スケジューリングは必須!
山登りは、体調や天気など当日のコンディションも重要ですが、天候の情報をはじめ、着る服と予備の服、持っていくアイテム、そしてスケジュールをしっかり立てることが大切です。また、事前にトイレや山小屋、水飲み場の情報も頭に入れておきましょう。
スケジュールを組むうえで必ず守ってほしいのは、日の高い15時ごろまでに下山をする計画にすること。街灯のない山のなかは、すぐに真っ暗になりますし、同じ景色ばかり続くので、うす暗い程度でも道に迷ってしまいます。もしものトラブルがあっても日暮れには下山できるように、早めの15時下山を目標にスケジュールを組みましょう。ちなみに、山の地図を開くと、各行程の所要時間が書かれていますが、子どもはおとなの2倍以上の時間がかかると思って予定を立てるのが賢明です。
もしもに備えて用意したいアイテムは?
山の天気はとても変わりやすいもの。天気が崩れたときのために、必ず上着とカッパを用意しましょう。雨にぬれると体温が奪われて危険です。加えて、もし遭難してしまったり、けがで下山できなくなったりしたときのために、暖をとることのできるレスキューシートやツエルト(簡易テント)も準備しておくと安心です。
何を持っていけばいいかわからない方は、アウトドアショップで相談してみるのもひとつの手。また、山登りは予想以上にエネルギーを消費するので、3食の食事以外にも栄養補給用の飴やチョコレートは必須です。
事前準備をしっかりとして、楽しい登山にしてくださいね。