
●子どもに慣れさせる
最近のベビー用品には、子どもが自分で様々なことをできるような、便利アイテムがたくさん。それを活用することは、ママの負担が減ることにもつながります。また、多少子どもには不便なことでも、慣れてしまえばたいしたことないなんてこともありますよね。
例えば、飲み物を飲ませるとき。ストローを使うママは多いかと思いますが、コップで飲ませていれば、ゴミも少なく経済的。慣れてしまえばこぼさずに飲めるようになるので、掃除や洗濯の手間も増えません。
粉薬も直接口に入れて飲ませるようにしていると、「1歳を過ぎたころには粉薬をそのまま飲めるようになった!」という声も。粉薬はオブラートに包んでも飲みにくい子は少なくないので、早めになれてもらうと楽ですね。
●食事は簡単で子どもの好きなメニューに!
育ち盛りの子どもには、栄養バランスのいい手作り料理を食べさせたい! しかし毎日3食すべてを全力でやるとなると、ママにとってはかなりの負担に…。出前やレトルトを上手に活用するのはもちろん、作りやすくて子どもが大好きな料理がオススメです。
例えば、カレーや焼きそばがその代表。野菜も豊富なカレーをたくさん作っておけば、1日目はカレー、2日目はカレーチャーハン、3日目はカレー鍋など、使いまわしバツグン。
野菜嫌いな子どもには、野菜たっぷりの焼きそばも簡単で効果的。カット野菜を使えばさらに手間を減らせます。冷蔵庫にあまった野菜は、野菜たっぷりの味噌汁やポトフに。ポトフは後日トマトを入れればミネストローネ、カレールーを入れればカレーと味を変えることもできて便利!
●洗濯物を減らす方法
家事のなかでも、手間と労力を使うのは、洗濯物ではないでしょうか。とくに今の季節は、洗濯の悩みは尽きません。天気が悪くて外に干せなかったり、汗をかいて着替える頻度が多くなったり…。ママを悩ませる要因に。
寝汗の多い子は、背中とパジャマの間にタオルを入れて、夜中にタオルを引き抜けば、着替えの手間と洗濯物を減らせて一石二鳥ですよ。
●掃除はお尻拭き?
食べこぼしが落ちてたり、意外と大変なのが床掃除。雑巾を用意するのも手間なので、お尻拭きやキッチンペーパーを濡らして代用するママも意外と多いようです。ただ、これらは値段もバカにならないので、あらかじめ専用のウェットティッシュを準備しておくといいかもしれません。
また、お掃除用シートをスリッパに付けられるよう改造して、歩きながら床掃除なんて高度なテクニックも! ただし、あまり見栄えは良くないので、急な来客には要注意ですよ。
子育ては手抜きをしてはいけないという使命感に燃えているママも多いですが、それゆえにストレスを感じていることも多いはず。「手抜き」と聞くと、ネガティブな印象にとらえられがちですが、適度な手抜きは、ママのストレス軽減につながりますよ。時間にも心にも余裕ができれば、イライラが減って、家族への向き合い方も変わるのではないでしょうか?
(文・姉崎マリオ/考務店)