捨てないで!「茶殻」を丸ごと食べて美肌を手に入れよう

第23回 注目のビューティーフード情報をまとめてチェック!
日本を代表するお茶といえばやはり緑茶!食後に飲むのが習慣になっている方もいることでしょう。緑茶を飲んだ後は茶殻をそのまま捨てることがほとんどかと思いますが、残った茶殻を食材として使用することで様々な効果が得られるんだとか。

野菜も顔負け!? 茶殻に期待できる美容・健康効果とは?

緑茶はカテキンやビタミンCを含む美容に嬉しい飲み物のひとつ。しかし、緑茶に含まれる栄養素は水溶性と脂溶性に分かれているため、ただお茶として飲むだけでは脂溶性の栄養素はほとんど摂取することができないと言われているんです。

〜緑茶に含まれる栄養素〜
<水溶性>ビタミンC・カテキン・ギャバ etc...
<脂溶性>ビタミンE・β-カロチン・コエンザイムQ10 etc...

お茶を抽出した後の茶殻には上記のような脂溶性の栄養素がたくさん残っているので、インナーケアの一環として炒め物や天ぷら、クッキーなどの料理に応用して丸ごと食べることをおすすめします。また茶殻に含まれる脂溶性の栄養素にはどのような効能が期待できるのかお伝えします!

<ビタミンE>
抗酸化成分のひとつで老化の原因となる活性酸素の発生を抑制すると言われています。

<β-カロチン>
体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康維持をサポートします。

<コエンザイムQ10>
体内の栄養素を効率よくエネルギーに変換し、痩せやすい体質を作るのに役立つでしょう。

捨てないで!「茶殻」を丸ごと食べて美肌を手に入れよう

茶殻を使ったおすすめの美容レシピ〜茶殻入りえびと野菜のかき揚げ〜

ビールとも相性ぴったり!茶殻入りえびと野菜のかき揚げレシピをご紹介します。

〜茶殻入りえびと野菜のかき揚げの作り方〜
<材料>
・茶殻 2掴み程度
・むきエビ 10尾
・ごぼう 1/2本
・玉ねぎ 1/2個
・にんじん 1/2本
・片栗粉 大さじ2
・小麦粉 1/2カップ
・水 適量
・卵 1個
・塩 適量

<作り方>
1. ごぼうとにんじんを千切りにし、ごぼうは3分ほど水にさらしておきましょう。
2. 玉ねぎは幅1cmのくし切りにします。
3. ボウルに溶きほぐした卵・小麦粉・塩・水を加えよく混ぜ合わせます(水の量はホットケーキのタネくらいのなめらかさになるよう調整してください)。
4. 3と別のボウルに茶殻・むきエビ・ごぼう・玉ねぎ・にんじん・片栗粉を加え満遍なく混ぜ合わせましょう。
5. 4の具材を3の衣に加え、さっくりと混ぜ合わせてください。
6. 160度の油にスプーンと箸を使いながら5を落とし、両面キツネ色になるまで揚げていきましょう。

茶殻は料理以外にもガーゼに包んで入浴剤にしたり消臭剤として再利用したりすることも可能です。是非これからは茶殻を捨てることなく有効活用してみてくださいね。

捨てないで!「茶殻」を丸ごと食べて美肌を手に入れよう

■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
文・くるみ
文・くるみ
栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。
栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。