冷凍うどんの解凍はゆでるか電子レンジで
冷凍うどんは常備しておけば何かと便利な食材です。冷凍うどんは茹でたての一番おいしいときに急速冷凍されているので、上手に解凍すれば、茹でたてのコシやモチモチ感を味わうことができます。冷凍うどんの正しい解凍の仕方は次の2つです。
1.お湯でゆでる
2.電子レンジで温める
凍ったままの冷凍うどんを、沸騰したお湯でゆでるか、電子レンジで温める方法です。解凍時間はメーカーや製品によって異なるので、冷凍うどんのパッケージの記載を確認してください。常温解凍では解凍に時間がかかるため、途中でうどんがのびてコシがなくなってしまいます。流水解凍も時間がかかるので、うどん本来の食感を再現することはできません。ざるうどんや冷しうどんなど、冷たくして食べる場合には、ゆでるか電子レンジで温めた後に冷水で冷やしましょう。
ゆでうどんのコシを引き出しておいしくする方法
ゆでうどんは、温めるだけですぐに食べられるのがメリットです。ただし、水分が多すぎるため、うどん独特のコシが失われている製品が多いですね。そこで、ゆでうどんのコシを引き出して、おいしくする方法を説明します。
1.ゆでうどんを袋から出して皿に乗せる
2.ラップをかけて電子レンジで2分(500ワット)ほど温める
3.沸騰したお湯で普通にゆでる
このように、ゆでうどんを一旦電子レンジで温めてから普通にゆでるだけで、うどんのコシが引き出せます。
ゆでて残ったうどんは冷凍保存
ゆでた乾麺のうどんが残ったときは冷凍保存が可能です。ゆでうどんは安いときに買ってきて冷凍保存しておけば、冷凍うどんと同じように調理することができます。1玉ずつ分かれているゆでうどんはそのまま冷凍してください。2玉、3玉入りのゆでうどんは、1回分ずつ小分けにしてラップにくるみ、密封袋に入れて冷凍保存します。
自宅でゆでたうどんは水気をよく切り(霜が付かないようにペーパータオルなどでふき取るとなお可)、冷ましてから冷凍します。なるべく薄く平らになるようにラップにくるんだ後、密封袋に入れて冷凍しましょう。冷凍保存の期間は2~3カ月ですが、風味を損なわずにおいしく食べられるのは1カ月ぐらいが目安で、解凍方法は冷凍うどんと同じです。
短時間でおいしく食べられる具材をチョイス
うどんの時短調理のコツは、短時間でおいしく食べられる具材をチョイスすること。うどん自体を短時間で調理できても、具材に火が通るまで時間がかかると、出来上がりまで時間がかかり麺ものびやすくなってしまいます。定番の具材は、出汁の中に直接入れて戻せる乾燥わかめや半熟で食べられる卵、火を通さなくても食べられるネギやかまぼこがあります。
ツナ缶やサラダチキン、ひきわり納豆、刻みのり、千切りのキュウリやミニトマト、レタスなどもおすすめです。麺つゆとの相性がいいですね。ミートソースやクリームソースなど、パスタ用のソースや具材ともよく合います。ゆでたてのうどんにからめるだけで一味違ったパスタ風うどんが出来上がります。
買い置きのうどんを使いまわそう
うどんは温かくしても冷たくしても食べることができ、焼いて調理することもできます。アレンジ次第で一年中おいしく食べられる食材です。冷凍うどんやゆでうどんを安い時に買い置きして上手に使いまわしましょう。