じゃがいもに切り込みをたくさん入れて焼くスウェーデンの「ハッセルバックポテト」を知ってから、切り方次第で料理の映え度がグーンと上がることを知った筆者です。そして切り方や盛り付け方の面白さに目覚め、他にも何かアイデアがないかな…とネット検索していたら、渦巻き状の浅漬けを発見!巻き寿司や肉巻きは作ったことがありますが、浅漬けは初体験!これは作るしかないでしょ!
こんなの初めて!ニックさん考案「トマトとブロッコリーのオーブン焼き」はハッセルバック風な映える前菜♪
ピーラーで剥くのがポイント!「クルクル浅漬け」を作ってみた!
今回は漬物の定番野菜、3種類を用意。調味料の割合はオリジナルで考えてみました。
【材料】
きゅうり…1本
なす…1個
大根…5cm
みりん風調味料…45ml
酢…30ml
しょうゆ…30ml
ポン酢じょうゆ…30ml
1.それぞれの野菜はピーラーで薄くリボン状に剥きます。
きゅうりとなすはピーラーで簡単に剥けましたが、大根は円柱型だったのでピーラーで細長く剥けませんでした(泣)。
そこで皮を剥き、包丁で適当な長さの桂剥きにしてリボン状にしてみました。
2.なすを水にさらします。
なすはアクが出て変色しやすいので水にさらし、できるだけきれいな白色を保てるようにしました。
3.それぞれの野菜を2枚重ねて、クルクルと巻きます。
ピーラーで剥くと1枚がとても薄いので2枚重ねにしてボリュームを出します。簡単そうに見えますが、2枚をずれないように巻くのが結構難しいです!きれいに重ねると、美しい渦巻きになりますよ。
きゅうりとなすは巻けましたが、包丁で桂剥きした大根は厚みがあって上手く巻けませんでした(泣)。とりあえず、きゅうりとなすを「クルクル浅漬け」にしましょう。
巻き終わりが元に戻ってしまうので、つまようじで留めることに。
4.調味料をすべて混ぜて「クルクル巻き」に注ぎ、2~3時間漬けます。
調味料は野菜3種類分の量のため、きゅうりとなすが浸かるくらいの量を注ぎました。
ラップをかけて冷蔵庫にしばらく入れておきます。
失敗した大根と端っこ野菜はざく切りにして浅漬けに!
桂剥きした大根がこちら。薄く切ったつもりですが、やはりピーラーには勝てません。巻こうとしましたが、折るというような手応えだったため、巻くのはあきらめざるを得ないような状況に…。
そしてピーラーで剥いたきゅうりとなす。最後まですべて剥くのは難しく、少し残ってしまいました。きゅうりもなすも大根くらいの薄さにしてからざく切りにし、浅漬けにします!
きゅうりとなすの「クルクル浅漬け」に使わなかった調味料を「ざく切り浅漬け」に注ぎます。こちらも冷蔵庫に入れて味をなじませました。
つまようじに刺してあるのでおつまみ感覚。あっさり味でパクパク進む!
4時間ほど漬け込んだ「クルクル浅漬け」です。巻いてあるので調味料が浸透しやすいようで、うっすらとしょうゆの色が移っています。
一番巻きやすかったきゅうりです。渦巻きがとてもきれい♪これは食卓が映えますよ!食べてみるとあっさり味。ほんのりとした酸味があって和風ピクルスのようです。
きゅうりはポリポリとした食感があり、ついつい手が伸びてしまいます。きゅうり1本分の「クルクル浅漬け」、あっという間になくなって全然足りません!
「なすのクルクル浅漬け」も花びらのようなかわいいビジュアル。紫と白のコンビネーションは、なすならではのコントラストですね♪
こちらはしっとりとしており、やわらかい歯ごたえ。「きゅうりのクルクル浅漬け」とは、まったく違った食感です。
そしてクルクル出来なかった野菜3種の「ざく切り浅漬け」は白いりゴマ(分量外)をふって、少し味変しました。
こちらは、ご飯にのせていただきます。さっぱりとした浅漬けで、炊きたてご飯と好相性!「ざく切り浅漬け」は一度に3種類の野菜を摂れるというメリットもありますね♪
「クルクル浅漬け」を作ってわかったのは、ピーラーが必須ということ!そして、細長くてやわらかい野菜を選ぶのがポイントです。
きゅうりとなすはきれいに巻くことが出来て、つまようじで刺すことでパクパクと進む浅漬けになりました。大根は青首大根ではなく、細くて長い守口大根のような形状だとクルクルと巻けるかもしれませんね。
きゅうりとなすの「クルクル浅漬け」は味も見た目も素敵に作れるので、気になる方はぜひ作ってみてくださいね。
配信: あたらしい日日
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