シリーズ第4弾『取り寄せNIPPON 北海道産花咲ガニだし醤油ラーメン/静岡駿河湾産桜えびだし塩ラーメン/京都産京鴨だしうどん』を食べ比べ!

シリーズ第4弾『取り寄せNIPPON 北海道産花咲ガニだし醤油ラーメン/静岡駿河湾産桜えびだし塩ラーメン/京都産京鴨だしうどん』を食べ比べ!

【NEW】『お取り寄せNIPPON 静岡駿河湾産桜えびだし塩ラーメン』のお味は?

続いては新フレーバー『お取り寄せNIPPON 静岡駿河湾産桜えびだし塩ラーメン』(58gうち麺50g)。国内の水揚げ量のほぼ100%を占める静岡県駿河湾産の桜えびを出汁に使った塩ラーメンだ。

スープには中国料理の調味料・蝦醤(シャージャン)を使用。小えびを塩漬けにした調味料で、より深みのあるコクや旨味が特徴。チキンベースの塩スープに、2つのエビの味わいがブレンドされた一杯というわけだ。

「駿河湾の宝石」希少な桜えびだし

パッケージはピンクの桜えびカラー。

湯戻し3分。液体スープを入れて、しっかり混ぜれば完成。

カニとは違う、紛うことなきエビの香り。

もしかして麩をエビに見立てているのだろうか

ほんの少しスープをすすっただけでガツンと伝わってくるえびの旨み。塩ラーメン=あっさりというイメージかもしれないが、とんでもない。深みのあるコクが口いっぱいに広がっていく。力強く、けど優しさもある濃厚な味わいだ。

なめらかですすりやすく、スープの上品さを邪魔しない麺。鼻へと抜ける風味がなんとも心地良い。

具材は麩、メンマ、大豆そぼろ、卵、ねぎ。ラーメンに麩は珍しいが、スープをたっぷりと吸って爆弾のようなおいしさになっている。追い麩したいくらいぴったりだ。記者個人としては小エビが入っているとうれしかったが、それはさすがに贅沢だろうか。とはいえ、それを踏まえても満足度の高い一杯だった。

【NEW】『取り寄せNIPPON 京都産京鴨だしうどん』のお味は?

最後は『取り寄せNIPPON 京都産京鴨だしうどん』(61gうち麺50g)。ブランド鴨「京鴨」のだしを使った、本シリーズ初となるカップうどんだ。

つゆは、京鴨だしを軸に、鰹粉、昆布、しいたけのだしを合わせた和風つゆ仕立て。鶏油のコクを加えることで、深みを増した一杯となっている。

鴨葱のことわざにもあるように、鴨と相性抜群のネギを連想させるグリーンカラーを配色

パッケージは緑カラーの和風デザイン。ちょっとシュール。

3分の湯戻し後、フタの上で温めた液体スープを入れて、しっかり混ぜれば完成。

身体に染み渡るような鴨油の香り。

複数のだしを合わせているためか、とても複雑な味わい。どっしりとした旨味の上に、香り高い京鴨だしの味わい深さが感じられる。まったりとした鴨脂のおかげか、全体的な味は意外と重めだ。他のフレーバーは上品なだしが特徴だったが、こちらは力強い味。

年明けうどんにいかが?

平麺タイプのうどんはつゆをたっぷりと吸ってちょうどいいおいしさに。小麦の味が浮かないかと不安だったが、むしろぴったり。ほどよく噛み応えもあり、小麦の風味も楽しめた。

具材はかまぼこ、卵、ねぎ、油揚げ。京ねぎを思わせるねぎの香りがあり、つゆをいっぱい吸った油揚げはジューシーな味わいになっている。かまぼこは鴨肉を思わせるためのものだろうか。たくさん入っていてお得感のある一杯だった。

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