家でも子どもの体力を発散できる!現役保育士がおすすめする「冬のおうち遊び」

家でも子どもの体力を発散できる!現役保育士がおすすめする「冬のおうち遊び」

体を動かす遊び「段ボールトンネル」

おうちにある段ボールをあるだけ用意します。恐らく、いろいろな大きさの段ボールがあることだと思います。子どもがギリギリ入れるだろう…というサイズの段ボールなら、小さくてもOKです。


段ボールの上下のガムテープをはがし筒状にして上下ともに内側に折り込みます。折り込んだ端は当たってケガをしないようにガムテープを貼りつけ補強しておきましょう。この筒状の段ボールをいくつも作り、それぞれを合体させ、長いトンネルを作ります。


大きなトンネルだったのに進んでいくうちに小さなトンネルになっていたり、2方向に分かれたり。トンネルの作り方によってさまざまな楽しさを味わえます。

子どもはトンネルの中をハイハイして進みます。このハイハイ、0歳さんはお手の物でしょうが、1,2歳さんにとっては久々です。全身運動になりますよ!

体を動かす遊び「おうちの中でストレッチ」

おうちの中にあるものを使って運動遊びをしていきましょう。例えば、布団やマット、クッション、踏み台、折り畳みの机など、子どもが遊んでも危なくないものを何でもかき集めてきます。布団やマットは山になりのりこえることができますし、長細くたためば平均台にもなります。クッションはいくつかあれば飛び石に。踏み台からはジャンプができ、机はトンネルになります。これらをすべて連続させて置いて、運動遊びをするのです。


全身運動をするので、部屋の空間を広げて遠慮なく動ける環境にし、クッションなど「ずれたり滑って危険かな?」と思うものには養生テープで床や壁とくっつけるなどの補強も大切です。ママがそばで見守りながら何度も何度もチャレンジしましょう。ママも参加できそうなら一緒に遊んで楽しみましょう。


おうちの中でも遊びは無限大に広がっています。工夫しながら遊んで、寒い冬をのりこえましょう。


著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨

0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

関連記事:

配信元

ベビーカレンダー ロゴ
ベビーカレンダー
『ベビーカレンダー』は、赤ちゃんの成長に合わせて一人ひとりに必要な情報を、毎日個別にカスタマイズしてお届けする、妊娠・出産・育児の情報サイトです。 妊娠してから1歳までのお子さまを持つかたに向けて、毎日新しい、役立つ情報をお届けします。 日めくりカレンダーを毎日めくるように、『ベビーカレンダー』を、ぜひ毎日ご活用ください。
『ベビーカレンダー』は、赤ちゃんの成長に合わせて一人ひとりに必要な情報を、毎日個別にカスタマイズしてお届けする、妊娠・出産・育児の情報サイトです。 妊娠してから1歳までのお子さまを持つかたに向けて、毎日新しい、役立つ情報をお届けします。 日めくりカレンダーを毎日めくるように、『ベビーカレンダー』を、ぜひ毎日ご活用ください。