食べるエメラルド「じゅんさい」に含まれる驚きの栄養素とは!?

第34回 注目のビューティーフード情報をまとめてチェック!
料亭や旅館のメニューでよく見かける秋田の名産品「じゅんさい」。つるっとした爽やかな喉越しで、暑い夏の季節に涼しさを与えてくれる食材です。じゅんさいはただ美味しいだけでなく、美容や健康に嬉しい栄養素も豊富に含まれているんですよ!

じゅんさいに含まれる栄養素・期待できる効果

じゅんさいは沼や池に自生するハゴロモモ科の水生植物。かつては日本全国に分布していましたが、現在は準絶滅危惧種に指定されている大変貴重な食材と言われています。

〜じゅんさいに含まれる栄養素・期待できる効果〜
<アンチエイジング>
じゅんさいには緑茶とほぼ同量のポリフェノールが含まれているそう。ポリフェノールを摂取することで老化の原因となる体内の活性酸素の発生を抑える効果が期待できます。

<便秘の改善>
血中コレステロール値を下げたり、便秘の改善を促す「水溶性食物繊維」が豊富です。

<骨と歯の生成をサポート>
丈夫な骨や歯の生成をサポートするほか、神経の興奮を鎮める働きがある「カルシウム」が含まれています。

<むくみの軽減>
じゅんさいに含まれる「カリウム」には体内の余分な水分を排出し、むくみやむくみによるだるさを軽減する働きがあります。

食べるエメラルド「じゅんさい」に含まれる驚きの栄養素とは!?

じゅんさいを使ったおすすめの美容レシピ 〜じゅんさいの冷製茶碗蒸し〜

夏にぴったりのレシピ、じゅんさいの冷製茶碗蒸しの作り方をご紹介します。今回はじゅんさいをメイン具材としてシンプルに仕上げていますが、お好みで海老や牡蠣などの魚介類を加えても良いでしょう。

〜じゅんさいの冷製茶碗蒸しの作り方〜
<材料>
・じゅんさい 80g
・出汁  300cc
・卵 2個
・しょうゆ 小さじ2
・みりん 小さじ2
・酒 小さじ1
・塩 少々

<出汁ゼリー用の材料>
・出汁 120cc
・しょうゆ 小さじ1
・みりん 小さじ1
・ゼラチン 15g

<作り方>
1. 卵を菜箸で切るように混ぜ、出汁 ・しょうゆ・みりん・酒・塩を加えてよく混ぜ合わせます。
2. 気泡が入らないよう注意しながら耐熱容器に1を注ぎ入れ、蒸し器で10分間を目安に蒸していきます。
3. 続いて出汁ゼリーを作っていきます。鍋に出汁としょうゆ・みりんを加え、熱しながらゼラチンを溶かします。
4. 2の茶碗蒸しの上にじゅんさいをバランスよくのせ、3の出汁ゼリーを流し入れます。
5. 粗熱が取れたら出汁ゼリーが固まるまで冷蔵庫で冷やして完成です。

じゅんさいは和食以外にもパスタやマリネとも相性がよく、実際にフランス料理のレストランでも活躍しているんだとか。これまであまり食べる機会がなかった方も夏のインナーケア食材として取り入れてみてはいかがでしょうか?

食べるエメラルド「じゅんさい」に含まれる驚きの栄養素とは!?

■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
文・くるみ
文・くるみ
栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。
栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。