鏡開きとは?
鏡餅は、新年の神様である年神様がお正月の間に宿る場所。松の内の間は飾っておき、松の内が過ぎたら下げて食べ、年神様をお送りします。これが「鏡開き」で、江戸時代から伝わる伝統的な行事の1つです。
鏡開きの日は1月11日ですが、地域によって違いがあるよう。
ちなみに昔は1月20日に行なわれていたそうですが、江戸幕府3代将軍の徳川家光が亡くなったのが4月20日のため、「20日」を避けて11日に行なわれるようになったと言われています。この風習が正確に伝わらなかった関西地方では、15日に行われるようになったそうです。
鏡開きの際には、包丁でお餅を切るのは切腹を連想させるため、NGとされています。木槌(きづち)で細かく割るのが一般的ですが、金槌でもOKです。
粉々になる部分が出ますが、残さずきれいに食べることが大切。煮たり、揚げたりして上手にいただきましょうね。
おやつにもごはんにも、お餅が大活躍!
ぜんざい
鏡餅といえば、ぜんざいにして食べるという方も多いのでは? 小豆のおいしさをシンプルに味わえるぜんざいは、やさしい甘さにホッとしますよね。
甘いあんこ系があまり得意ではないという@macaron_loveさんは、甘さ控えめであっさりと仕上げているそう。甘さを自由に調整できるのは手作りならでは。お口直し用に塩昆布を添えているのもポイントです。
小豆から炊くのが難しければ、市販のゆであずきを使っても。
かき餅
鏡開きで細かくなってしまったお餅は、かき餅にしてみては? フライパンにサラダオイルを入れて熱したら、お餅を中火でじっくり揚げるだけ。乾燥していればしているほど、カリッ、サクッと揚がります。
@fumisan1109さんは、年末にご実家でついたお餅を切って干してから、カラッと揚げてかき餅に。揚げたてに塩やしょうゆをまぶして食べれば、思わず止まらなくなるおいしさです。
切り餅レンチン いちご大福
余った切り餅も@rina_kitchenさんの手にかかると、とってもおいしそうないちご大福に変身! しかも、電子レンジを使って簡単に作れるんですよ。
@rina_kitchenさんはこのために切り餅を買い足してしまい、またお餅が余るという事態に……(笑)。それほどおいしいいちご大福ですが、時間が経つとお餅が硬くなってしまうので、ぜひ出来たてを召し上がれ。
いちごのほかに、みかんやキウイ、桃などで作っても!
材料
・切り餅……3個(1個50g)
・砂糖……大さじ1
・いちご……3~6個
・あんこ……200gほど
・片栗粉……適量
・ザーネワンダーチョコレート……適量
作り方
1. いちごのヘタを切りあんこで包む。耐熱容器に餅とひたひたの水を入れ600Wで3分チン!
2. やわくなったら湯少し残しジャっと捨て、砂糖を加え練る。練りにくかったらお湯足して20秒ほど追加でチン。
3. 別の容器に片栗粉を入れ餅を移し、降りながらまぶす。
4. いちごの個数で等分しあんを包む。お好みでクリームを添えて♪
レシピ出典:Instagram(@rina_kitchen)
安倍川風餅アイスのっけ
お餅にきな粉とお砂糖をまぶした安倍川餅は、お餅の食べ方の定番ですよね。
@asu_chinさんは、お餅にごま油を薄く塗り、トースターで焼いた後、バニラアイスをトッピング。その上にきな粉を振って、カラメルソースをたらりとたらして安倍川餅風に。
アツアツのお餅の上でアイスがとろ~り溶けるのがたまりません! きな粉とカラメルソースも相性抜群で、想像以上のおいしさだったそうですよ。暖かい部屋の中でじっくりと味わいたいですね。
おもちの揚げ焼き ハニーシュガー風味
ほぼ毎日、キャンプ&アウトドア飯を作り続けている、アウトドア飯研究家のベランダ飯さん(@veranda_meshi)。
そんなベランダ飯さんがおすすめする、お餅のアレンジメニューが「おもちの揚げ焼き ハニーシュガー風味」です。
材料はお餅3個、ハチミツ、オリーブオイルまたはサラダ油をそれぞれ適量、砂糖大さじ2、塩2つまみ。鉄製フライパンやスキレットに油を多めにひいたら調理スタートです!
おもちを一口大に切って揚げ焼きにして、砂糖をまぶし、ハチミツを垂らして食べる🤤🤤🤤
ちょっとだけ塩をかけて味に深みをもたせるのがポイントだよ👍
ベランダ飯さんのInstagramには詳しい作り方も掲載されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
揚げだし餅 柚子ちょいたし
揚げたお餅に大根おろしをのせ、あたたかい出汁をかけて食べる「揚げだし餅」。
@tsuno0207さんはそこに、柚子をトッピングして食べるのが一番好きなのだとか。サクサク、もちもちの食感とじゅわ~っと広がる甘めのおつゆが絶品。爽やかに香る柚子がアクセントになっています。
刻みねぎや刻み海苔など、お好きな薬味をのせてアレンジしても!
作り方
1. お餅を水にくぐらせ、片栗粉をまぶす。
2. 油でカリッとするまで揚げる。
3. 麺つゆを希釈して、みりんと砂糖で甘めに味付けしして、つゆを作る。
4. つゆに柚子の皮を刻んで加える。
5. 揚げたお餅に大根おろしを盛り付けて、つゆをかけたら出来上がり。
餅のユッケ風
韓国料理のユッケは、醤油やコチュジャン、ごま油を使ったピリ辛な味付けが食欲を刺激されますよね。
@yuco55_さんは、油をひいたフライパンで焼いたお餅をユッケ風にアレンジ! お餅にピリリとしたタレと卵黄を絡めて食べると、幸せな時間が訪れますよ。
気になるレシピは、画像をスワイプしてご覧くださいね。
絶品!肉巻き餅の甘辛焼き
お餅を使ったおかずを作るなら、もりもと夫婦さん(@morifu_popo)の「肉巻き餅の甘辛焼き」はいかが?
切り餅に豚肉と大葉を巻いて焼き、甘辛いタレを絡めればできあがりです。お餅なのにごはんがどんどん進んでしまうという罪なおいしさ。炭水化物好きさんにはたまりません!
レシピは、画像をスワイプするとチェックできます。
お餅でもちもちおこわ
料理研究家のたっきーママこと、奥田和美さん(@kazumiokuda)が、お正月過ぎたら毎年のように作っているというこちらのおこわ。
すりおろしたお餅をお米に混ぜて炊くと、もっちもちのおこわになるのだとか。
お米2合、麺つゆ大さじ3、すりおろした切り餅1個分
を炊飯釜に入れて、いつもの水加減まで水を入れたら
お好みの具材(栗やさつまいも、きのこなどがおすすめ)を乗せて炊くだけ!
麺つゆは3倍濃縮を使用しているそうですので、2倍濃縮の場合は大さじ4程度、4倍濃縮の場合は大さじ2強にするなど、調整してみてくださいね。お餅が上手にすりおろせなかったら、小さく切って入れて、炊きあがりによく混ぜればOKです。
冷めてももちもちなので、お弁当やおにぎりにもぴったりですよ。
ちなみに奥田さんはさつまいもをのせてから炊いて、塩をパラパラ振って食べるのが好きなのだとか。ぜひお好きな具材でお試しを!
配信: おうちごはん