【プロが教える】壁掛け観葉植物でおしゃれなお部屋を実現する方法!豊富な実例で徹底解説

【プロが教える】壁掛け観葉植物でおしゃれなお部屋を実現する方法!豊富な実例で徹底解説

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お部屋のコーディネートを格上げするアイテムとしても人気を集めている観葉植物。鉢植えのものがスタンダードですが、壁掛けにするとより自由なレイアウトが可能になり、ワンランク上のおしゃれが実現するのをご存じですか?

今回は「壁掛け観葉植物でおしゃれなお部屋を実現する方法」と題して、壁掛け観葉植物にスポットをあててコーディネートのコツをご紹介します。

おさえておきたいポイントと合わせて、失敗しがちなパターンや壁掛け観葉植物におすすめの品種、ナチュラル・インダストリアルなどのインテリアテイスト別の実例など、盛りだくさんで解説しますので、ぜひ参考にしてください。

壁掛け観葉植物をおしゃれに取り入れる方法を知って、お部屋のコーディネートを格上げしましょう!

プロが教える!壁掛け観葉植物を使っておしゃれなお部屋を実現するポイント

軽量でお世話が簡単な植物を選ぶ

壁掛け観葉植物を選ぶ際に気をつけたいポイントが3つあります。

まず1つ目は乾燥に強い植物を選ぶこと。壁掛けは鉢植えよりも風通しが良いため、どうしても乾燥しやすくなります。乾燥に強い植物を選ぶことで枯らしてしまうリスクを減らせます。特に観葉植物を初めて育てる方は、エアプランツなど水やりが必要ない植物を選ぶと安心です。

2つ目は大きく育たない植物を選ぶことです。初めは小さな植物でも品種によってはぐんぐんと成長して大きくなるものがあります。あまり大きく成長すると重さに耐えられなくなり、フックなどから落下する危険性があります。購入前にお店の方に確認するなど、どのくらい成長するのかを把握しておきましょう。

3つ目は耐陰性がある植物を選ぶことです。日陰でも育つ植物であれば家中どこにでも飾ることができます。耐陰性がある=日陰に強いということなので、もちろん日の当たる場所でも問題なく育ちます。どうしても日当たりが必要な植物を育てたい場合は、LEDライトなどを設置して日当たりを補っても良いでしょう。間接照明のようにお部屋に立体感を生み出してくれるので、おしゃれな雰囲気を出せます。

吊るす?かける?置く?飾り方を考える

壁掛け観葉植物の飾り方はいろいろとあります。飾る場所や見せたいイメージに合わせて選びましょう。

吊るす場合は、壁につけたフックやバーなどに引っ掛けるスタイルが一般的です。ナチュラルや西海岸風なら流木に、インダストリアルならアイアンバーや金網にかけるとインテリアの世界観にマッチします。

かける場合は、鉢やフレームに入れて直接壁にかけます。よりスマートに飾ることができるので、モダンスタイルやホテルライクなど上質な雰囲気のインテリアにぴったりです。

小さな鉢植えであれば、壁掛けラックなどに置くのも良いですね。ただし、転倒や落下の可能性があるので、滑り止めなどを使用して置くと安心です。

省スペースで楽しめる寄せ植えもあり

観葉植物は単品種で植えることが多いですが、寄せ植えにしてあげると省スペースでさまざまな植物が楽しめます。葉の大きさや色・形が違うものを組み合わせることで、単品で植えるよりも華やかになり、豊かな表情が楽しめます。花とグリーン・色や形の異なる多肉植物同士など、バラエティ豊かな寄せ植えすると、小さな鉢でも存在感がアップします。

後悔したくない!気になる情報も事前に検討しておきましょう。

壁掛け観葉植物の水やりはどうする?

壁掛けの観葉植物は、普通に水やりすると床を汚してしまうので水やりには工夫が必要です。水やりのたびにシンクなどに移動させてから水やりして、水が切れてから壁掛けに戻すという方法もありますが、毎日のように取り外して水やりするのはちょっと大変です。壁掛け観葉植物は風通しがよくて乾燥しやすいため、どうしても水やりの頻度が高くなりやすいです。気軽に水やりできる環境を整えておくと、お世話の負担が減少します。

一番簡単なのは底に水受けがついた鉢を選ぶこと。水受けをスライドして取り外せる鉢が市販されているので、これを使用すると床置きの植物と同じように水やりができます。水がたまってあふれてしまうとお部屋を汚す原因になるので、たまった水はこまめに捨てるようにしましょう。

エアプランツなどそもそも水やりが不要な植物や、霧吹きで水やりができる植物を選ぶのも良いですね。土に植える必要がないエアプランツの場合は重量がとても軽くなるので、どこにでも壁掛けしやすくなるのも大きなメリットです。水のやりすぎ・やらなさすぎで枯らしてしまう危険性もないので、観葉植物初心者にもおすすめです。

賃貸でも壁掛け観葉植物は実現可能?

壁掛け観葉植物は重量が出やすいため「賃貸では難しいのでは・・・」と考える方が多いかもしれませんが、実はネジ打ちをしなくても壁掛け観葉植物を楽しむことは可能です。むしろ、スペースが限られている賃貸物件こそ、壁面など空中を有効活用することで観葉植物の楽しみ方が広がります。

手軽なのはスノコや梯子・コートハンガーなどに観葉植物を掛ける方法です。壁や天井を傷つけることなく簡単に壁掛け観葉植物を取り入れられます。

どうしてもフックで壁掛けにしたい場合は、石膏ピンで固定するタイプのものを選ぶと穴が目立ちにくくなり、壁の傷が最小限で済みます。重量が軽い鉢や土を選べば、より安全に壁掛け観葉植物を楽しめます。

こんなケースに気をつけろ!失敗しがちなパターン紹介

壁掛けの観葉植物も鉢植えの植物と同様に、月日が経つことで徐々に成長していきます。植物の成長によって他の植物やインテリアに干渉してしまったり、バランスが崩れてしまうことがあります。特につる性の植物は伸びすぎてしまうと間延びした印象になり、おしゃれさがなくなってしまいます。飾って終わりではなく、植物の成長に合わせて配置換えをしたり、剪定をしたりと定期的なお手入れを心がけましょう。

インテリアのプロがおすすめする定番壁掛け観葉植物3選

水やりいらずで初心者でも育てやすい:エアプランツ

土がなくても空気中の水分を吸収して育つエアプランツは、お手入れの手間がなく壁掛けもしやすいので、初めて観葉植物にチャレンジする方にもおすすめです。

土が必要ない分重量がとても軽いので、鉢や瓶などに入れてハンギングするのだけではなく、流木やワイヤーなどに直接ひっかけるなど飾り方のバリエーションも豊富です。

北アメリカ原産のエアプランツはマットな色合いでラフな印象なので、西海岸風やナチュラルテイストなど片肘を張らないリラックススタイルによく合います。

存在感ばっちりな観葉植物の王道:ポトス

独特の模様がついた大きめの葉が特徴のポトスは、育てやすくて見た目も華やかなので、老若男女問わず人気の観葉植物の一つです。成長が早くてつるがどんどん伸びるので壁掛けで飾るのにぴったり。インダストリアルからナチュラルまで、あらゆるインテリアテイストに合わせられます。

丸みを帯びた形状がかわいらしい:グリーンネックレス

真珠のネックレスのようなユニークな形状のグリーンネックレスは、乾燥や寒さに強い多肉植物です。室内はもちろん、ベランダでも育てられます。陶器の鉢に入れて上品に、ブリキ缶などに入れてポップになど、いろいろな見せ方ができます。日光を好む性質なので、窓辺など日当たりの良いところにハンギングしましょう。

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