リラックス効果だけじゃない!「カモミール」の効能
見た目も可愛らしく、お茶やアロマとしても親しまれている「カモミール」は、ヨーロッパでは古くから民間薬として利用されてきたハーブだと言われています。特に、カモミールティーとして飲まれることが多いようですが、リラックス効果だけでなく、女性に嬉しい効果があるのだそう!
カモミール自体には何種類かありますが、ハーブとして取り入れられるのは、主に以下の二種類だと言われています。
■ジャーマンカモミール
■ローマンカモミール
どちらも効能は似ているのですが、主にカモミールティーとして飲まれているのは、「ジャーマンカモミール」とされています。ローマンカモミールは、お茶にすると苦味が出てしまい、あまり美味しくないのだとか。一方で、ジャーマンカモミールはあまり香りが良くないとされ、ローマンカモミールの方が心に対してよく作用することから、アロマテラピーには「ローマンカモミール」が使われることが多いそうです。
カモミールの効能として、以下のような効果が期待できます。
◎リラックス効果
◎安眠効果
◎老化の原因となる「糖化」を予防する
◎生理痛やPMS(月経前症候群)の改善
◎冷えの改善
◎口臭予防 など
「カモミール」の取り入れ方と注意点
【カモミールティー】
カモミールティーは、スーパーなどでも販売されているので、手軽に取り入れることができます。基本的には、リラックスしたい時にいつ飲んでもOKとされています。安眠効果を得たい時は、就寝の1〜2時間前に飲むと効果的と言われていますよ。ミルクとハチミツとも相性が良いので、アレンジを楽しんでみてください!
【アロマオイル】
ローマンカモミールの香りが、神経の興奮を鎮めてリラックス効果をもたらしてくれると言われています。アロマディフューザーを使っても良いですし、ティッシュに含ませて置いておくだけでも、香りが空間に広まります。
アロマオイルを購入する際は、「100%天然」の精油を選ぶようにしましょう!精油の原液は、直接肌につけないよう注意してくださいね。
【入浴剤】
お肌が弱い方にもオススメとされているのが、入浴剤として取り入れる方法です。紙パックなどにドライハーブを大さじ3程入れ、湯船に入れてください。もちろん、市販されているティーパックをそのまま入れてもOKです。
※注意点※
カモミールは安全性の高いハーブなので基本的に子どもから高齢者まで幅広く使用できるとされていますが、子宮収縮作用があると言われているため妊娠中の方にはオススメできません。
また、カモミールはキク科の植物ですので、「ブタクサ」などにアレルギーがある方は注意してください。