※本記事の家具・コーディネートなどの画像を確認したい場合は、Hello Interiorホームページにてご確認ください。
家具を買う時、気になるのは「デザイン」と「機能」、そして「お値段」ではないでしょうか。「お洒落な家具を揃えてコーディネートしたいけど、予算が」なんてことや、「海外のお洒落なインテリアに憧れているけれど、ブランドものの家具は高くて諦めてしまった」など、予算の関係で実現できないインテリアコーディネートがあるのも事実です。また、「別々のブランドで購入したら、家具のテイストがイマイチ合ってなかった」なんて、ちょっと残念な気持ちになってしまった経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回ご紹介する「songdream（ソングドリーム）」は、そんなお悩みや経験のある方にもおすすめなブランドです。ヨーロピアンアーバンモダンスタイルのインテリアを中心に、海外風のお洒落なデザインの家具やアイテムが、頑張れば買えるような嬉しい価格帯で購入することのできる、日本の富士家具が展開するブランドです。
テイストも統一しやすく、お部屋のスタイルや大きさに合わせてカスタマイズしやすい自由さなど、トータルコーディネートにも対応してくれるブランドとして、密かに人気の高いソングドリームのその魅力について、今回は探っていきたいと思います。アーバンスタイルのかっこいいインテリアがお好きな方や、海外ブランドの家具のようなお洒落なデザインのアイテムがお好きな方など、ぜひ参考にしてみてください。
ソングドリーム が何故支持されるのか？インテリアのプロがその人気の秘密を紐解く
ソングドリームとは？
ソングドリームは、愛知県に本社を置く「富士家具工業株式会社」の展開している家具ブランドです。ソングドリームを展開する富士家具は、1953年に愛知県名古屋市に木工所として創業しました。1965年、収納タンスの製造を専門とし、愛知県三好町に本社と工場を建設すると、全国のデパートや大型専門店・卸問屋向けに販売を行います。3年後、本社にショールームを開設すると、そこで自社製品と家具全般を独自の流通経路によって販売を行なっていくようになります。
1994年、海外へ技術指導員を派遣すると、5年後に工場製造ラインを海外へ移転。また、2000年にはアメリカ最大の家具ブランド「ASHLEY（アシュレイ）」の日本正規輸入販売店として、富士家具本社隣に日本一号店をオープンさせます。富士家具は独自のルートによる海外の家具ブランドの輸入販売も積極的に行なってきており、2001年から2011年頃まではデンマーク発のインテリアショップ「BoConcept（ボーコンセプト）」の日本展開なども手掛けていました。（現在は、ボーコンセプト・ジャパンが日本展開事業を行っている）現在でもイタリアの家具ブランド「カリガリス」や「サルタレッリ モビリ」など、様々なテイストの海外家具ブランド製品を扱っており、住空間提案なども行いながら業績を伸ばし続けている会社なのです。
そんな富士家具が展開する「ソングドリーム」の一号店が名古屋市にオープンしたのは2008年のことでした。ヨーロピアンモダンスタイルを中心としたデザインテイストは、洗練されたアーバンスタイルのインテリアコーディネートなどを得意としており、2010年には、ドイツの栄誉あるデザイン賞である「レッド・ドットデザイン賞」をソングドリームのリビングチェアが受賞しています。イギリス・フランス・イタリアといった欧米出身のデザイナーによってデザインされたアイテムと、インテリアコーディネーターやリビングスタイリストなどの資格を持つ店舗店員たちよるコーディネート提案なども魅力で、家具の買い替えや新居のために家具を一式揃えたい時などにも人気の高いブランドとなっています。
参考：songdream HP「songdreamについて」
https://songdream.jp/html/page3.html
参考：富士家具 HP「会社概要」
http://fujikagu.co.jp/company/
ソングドリームのスタイル
ソングドリームでは、ソファやテーブルなどの大型家具のほか、照明やラグ、デコレーションなどのアイテムが揃っており、家具のテイストを統一しやすいのも魅力の一つです。デザイン性・機能性・コミュニケーション性の３つのコンセプトを重視して商品はデザインされており、例えば拡張機能を備えたテーブルや、フレキシブルな背もたれのソファといった、使い勝手の良いアイテムが充実しています。また、アイテムによっては、自由で豊富なカスタマイズが可能なものも多く、個々のライフスタイルに合わせやすいのも、ソングドリームのアイテムの魅力となっています。
海外のインテリアコーディネートに見られるような、アーバンスタイルのモダンコーディネートや、ラグジュアリーなモダンスタイル、ウォールナット材を中心とした高級感のあるウッド素材を使用したナチュラルモダンスタイルなどにもマッチするアイテムが多く、お洒落で都会的なスッキリとしたモダンスタイルが好きな方にオススメのブランドと言えます。
カッシーナやリーン・ロゼのデザインも行うイギリス出身の若手女性デザイナー「アフロディティ・クラッサ」や、エルメスのショールームなども手掛けるイタリアのデザイナー「アントニオ・バートン」、ロッシュ ボボアのデザインなどを手掛けるフランス人デザイナー「ダニエル・ロード」など、ヨーロッパ出身のデザイナーを積極的に起用しているのも、ソングドリームの特徴の一つです。価格帯は、安くはないが頑張れば買える程度の価格帯であり、カスタマイズの自由度や機能性、デザイン性の高さを鑑みれば、総合的にはコスパの良いブランドです。
ソングドリームの評判
中価格帯ながらも高級ブランドのようなお洒落なデザインが魅力的なソングドリームのアイテム。ここでは、特に人気の高いソファやテーブルを実際に使用されている方の感想を参考に、その魅力を探っていきたいと思います。
ソングドリームのアイテムの魅力は、そのデザインと機能性です。「アンジェロソファ」は、背もたれが固定されておらず、座面に背もたれのクッションを置くタイプのソファです。自由に背もたれの位置や向きを買えることができるので、お部屋でのコミュニケーションの自由度が広がります。
フラットな座面に背もたれを置く形なので、メンテナンスが楽なのも魅力の一つです。お子様やペットのいる家庭だと、「思いもよらない粗相などでソファの隙間に汚れが」なんて悲劇もよくあることですが、そんな時も安心ですね。
また、ソングドリームのソファは、張地の選択肢が豊富なのも魅力の一つです。落ち着いたカラーから華やかな色もの、撥水加工の施されたファブリックなどもあるので、お子様やペットのいるご家庭などにもおすすめです。
「アレッタダイニングテーブル」は、ソングドリームのアイテムの中でも人気の高いダイニングテーブルです。天板が拡張する伸長機能を持っており、必要に応じて大人数用にテーブルの広さを変えることができます。お客様が来たときや、ホームパーティーの時などにはもちろん、ライフステージによって家族の人数が変化することが予想されるお子様のいるご家庭などにもおすすめのテーブルです。
また、天板の種類の選択肢も多く、カラーバリエーションのほか、天板の素材を選ぶことができます。丈夫で手入れし易いセラミック天板は人気が高く、高級感のある大理石柄などもあるので、手頃なお値段で高見えするダイニングテーブルをお探しの方にも人気があります。
このようにソングドリームのアイテムは、カスタマイズや使い方の自由度などが高く、またその見た目も高級感があり、他では見ないようなデザイン性もあるので、数百万円するような高級ブランドの家具に手が出しづらい人でも、数十万円ほどの価格帯でおしゃれで機能的な家具が買えると人気となっています。
ソングドリーム が好きな方におすすめブランド
Calligaris（カリガリス）
1923年に設立した「カリガリス」は、イタリア最大級のホームインテリア・家具ブランドです。イタリアンアーバンモダンスタイルテイストの洗練されたデザインが、中価格帯かつ、品質・機能性を備えたアイテムとして取り揃えられています。豊富な家具の種類のほか、インテリア雑貨類などのラインナップも充実しており、金属やガラス、木材、プラスチックなど様々な素材使いのアイテムも魅力の一つです。
ソングドリーム同様、伸長機能のあるテーブルや、丈夫なセラミック天板なども扱っており、日本では、ソングドリームを展開する富士家具や、その他取り扱いのある輸入家具ショップなどでも購入することができます。ソングドリームのアイテムと合わせてコーディネートもおすすめですので、ぜひチェックしてみてください。
参考：Calligaris HP（海外サイト）
https://www.calligaris.com/JP/en
▼Calligaris（カリガリス）についてさらに詳しく知りたい方はこちら
https://hellointerior.jp/note/post-18341/
Bo concept（ボーコンセプト）
1952年に創業したデンマークのインテリアブランド「ボーコンセプト」は、すっきりとした印象の北欧モダンスタイルのアイテムが揃うブランドです。カリガリスと同じくらいの価格帯でソングドリームよりは少し高額ではありますが、無駄な装飾のないミニマルなデザインは、ソングドリームやカリガリスのアイテムとも相性が良いです。ご紹介した3つのブランドは、共に伸長式のダイニングテーブルを扱っているブランドで、人気の高いセラミック天板の取り扱いもあることから、ダイニングテーブルをお探しの方などにも選択肢としておすすめです。
イメージの違いとしては、カリガリスはイタリアンモダンスタイルの洗練としたデザインや、ラグジュアリー感、少し攻めたデザインなども扱っているのに対し、ボーコンセプトは北欧モダンスタイルらしい、柔らかな曲線や優しい色使い、温かみのあるデザインが多い印象を受けます。アーバンモダンスタイルを得意とするソングドリームのアイテムとは、どちらも相性の良いブランドですので、組み合わせによって好みのイメージにより近いコーディネートがしやすくなるのではないでしょうか。
参考：Bo concept HP
https://www.boconcept.com/ja-jp/
▼Bo concept（ボーコンセプト）についてさらに詳しく知りたい方はこちら