イタリアから生産者のノーダン夫妻が来日。
「SARAVA」の生産者でありオーナーのノーダン夫妻が、日本発売を記念して来日。オリーブオイルの魅力を教えてくれました。
フランス・パリから憧れのイタリア・トスカーナへと移住した二人。現在は、歴史ある町の丘の上に建つ築400周年の別荘に住み、オーガニック農園内にある1200本のオリーブオイルの木から抽出される希少なオリーブオイルを作り続けています。
店内にはノーダン夫妻が営むオリーブオイル農園での栽培風景の写真が飾られていました。
「生のままでオリーブオイルをサラダやパン、グリルされた魚や肉にかけることで、より料理の風味が高まります。“木の蜜”とも言われるオリーブオイルをより高品質な状態でみなさんに味わっていただくため、製造過程を私たちは一つ一つしっかりと見守ってました」とファビアンさん。
サラダ、肉、チーズ、スイーツ、カクテルを生のオリーブオイルとともに。
まずはアペタイザーから。「豚肉と鶏ハツのパテ」「カプレーゼ」「鶏肉のグリル」「にんじんのサラダ」、写真には写っていませんが「春菊とわさび菜のサラダ」も。
肉やチーズの美味しさとオリーブオイルのフレッシュ感があいまって、ペアリングのワインが進みました。「春菊とわさび菜のサラダ」はオリーブオイルと塩だけの超シンプルな味付けなのに、クセになるほど美味で、今度自宅で作ってみよう……!
メインディッシュは「和牛 モモ肉と季節野菜のロティ」。
宮崎県産和牛に、ローストしたカブなどをあわせ、ソースはオリーブオイルとアンチョをあわせたもの。
お料理にはおいしいワインやスパークリングをペアリング。
デザートは「苺とバニラアイス オリーブとハーブの香り」。
福岡・白木農園の苺に、バニラアイス、マスカルポーネのムースをあわせ、最後にマジョラムとオリーブオイルをかけています。隠し味でコショウも。
オリーブオイルが加わることでバニラアイスがよりなめらかに、風味豊かに格上げされており、思わず“追いオリーブオイル”をしてしまいました。
最後はライトアップが美しい店のテラスにて、カクテルをいただきました。
ウォッカに漬け込んだレモングラスとレモンの上に、生のオリーブオイルをたらし、ソーダで仕上げています。こちらもなめらかな口当たりと香りのよさにノックアウト。オリーブオイルでカクテルがこんなに美味しくなるのかと目からウロコの夜でした。
SARAVAのボトルが家に一本あれば、たとえおうち料理の腕前はそれなりでも、極上の食事タイムが楽しめるのでは……?と、食いしん坊の夢は膨らむばかりです。
公式HP
城 リユア ライター&エディター
旅やライフスタイルを中心に執筆@東京。動画制作やニュースメディアでのノンフィクション取材も。
配信: Hanako.tokyo