片付かない理由はこれだった!整理収納のプロが「家に溜めないもの」5選

片付け・収納の専門家、鈴木久美子です。私は専門家として、片付けや収納に悩む皆さんをサポートする仕事をしています。我が家が、スッキリした状態が続くために、家に溜めないように心がけているものがあります。今回は、片付かない家にはたくさんあるけれど、我が家では溜めないようにしている物をご紹介します。

①洗剤や消耗品のストック

散かってしまう家と、スッキリしている家で、圧倒的に物の量が違うのが「ストックの量」です。普段使っている物はもちろん必要なのですが、どれくらいストックを溜めているかが、かなり異なっています。私達、片付けのプロがご訪問させていただいたとしても、多すぎるストック量に圧倒される事もあります。

ちょっとした使いやすさや、見た目の美しさは収納技で工夫できるのですが、大量すぎる物の量は魔法が使える訳でもないのでどうにもなりません。

また、衣類や靴などは、気に入っていなかったり、傷んでしまっている、など様々な理由で手放すこともできるのですが、洗剤、消耗品のストックは、一旦、溜めこんでしまうと使うまで減りません。

実際、使用しながら少しずつ減っていくペースを考えても、3年分は余裕にある家もあります。洗剤、マスク、ハンドソープ、除菌スプレーなど、多数の種類の物を全てストックしているので、家の中の収納は消耗品で埋め尽くされている事も多いです。

私は基本的に、ほとんどストックは持ちません。なくなりかけたら購入する、という流れですので、最大でも今使っている物にプラス1つ分のスペースがあれば大丈夫です。ストックが少なければ、収納に悩むことも少ないですよ。

②古布

古布とは、使い古したタオルや下着類を捨てずに掃除用にと、とっている物です。我が家でも、1枚くらいはある事もありますが、基本的には溜めていません。

使いこんで、新しい物に変えるときは潔く捨てます。もしくは、だいたいその場で家中を掃除に使って、処分してしまいます。

たくさんのご家庭では、掃除にしようと思っているタオル、パンスト、肌着、などがゴミ袋に入れられて大量に溜め込まれている事があります。

限られた貴重な収納スペースをゴミで埋め尽くすのはもったいないです。

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