連続投稿の最終回。リュウジレシピの「至高の白米」と「至高の味噌汁」を作ってみて、ご飯とおみそ汁が格段においしく仕上がって大喜びした筆者です。絶品ご飯とおみそ汁をマスターしたら、焼き魚も至高レベルで焼き上げたい!というわけで「至高の焼き鮭」に挑戦です。おいしさの秘密はなんと大量の砂糖…⁉鮭に山ほど砂糖を振るなんて初耳です!驚きのおいしさを期待して、さっそく焼いてみましょう♪
【リュウジレシピで定食②】旅館の朝の味♪「至高の味噌汁」に挑戦!粉末かつお節と例の調味料で舌妙♡
「至高の焼き鮭」のTwitterがこちら!
マジでこの方法で焼鮭焼いてみてください、スーパーの鮭が料亭レベルで美味しくなる魔法のレシピです
ポイントは大量の砂糖です
意味わかんないと思いますが動画見て実践していただくと絶対言ってる意味がわかりますので是非https://t.co/Ojfc4g0TUu pic.twitter.com/OYcFO6IMqj
— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) September 27, 2022
コメント欄には、「砂糖を使ったやり方を知らなかった」「砂糖⁉ リュウジさんを信じてやってみます!」「砂糖をまぶすと余分な水分が出るのに驚きです!」など、砂糖を使った鮭の下ごしらえに驚きの声が届いていました。
筆者も砂糖を使う技を知りませんでした!砂糖を振りかけると臭みを含んだ水分を鮭から抜くことができ、うま味が凝縮するんですって。これは試してみたくなりましたよ!
砂糖を使ってうま味を凝縮!「至高の焼き鮭」を作ってみた!
【材料】(2人分)
生鮭…2切れ ※写真の鮭は2切れで150g
砂糖…鮭の表面をたっぷりとまぶせるくらいの量 ※今回は10gを使用
塩…鮭の重量の0.8% ※今回は1.2gを使用
かつお節…1g
しょうゆ…大さじ2
大根おろし…適量
1. 鮭に砂糖を振りかけ、常温で15分ほど寝かせます。
躊躇せず、鮭に砂糖をたっぷりと振りかけます。
裏側にも砂糖を振りかけます。
5分経過。表面にうっすらと水分が出てきました!
15分経ちました。鮭の表面がきらっと光るくらいに水分が出ました。
お皿を傾けるとこれくらいの水分が。きび砂糖を振りかけたため濁った水に見えますが、上白糖を振りかけたら透明な水分が出ると思います。
2. 鮭を寝かしている間に、かつおじょうゆを作ります。
しょうゆにかつお節を混ぜるだけ。かつお節のうま味がしょうゆに移り、簡単にだしじょうゆのようなおいしさになるそうです。
3. 15分寝かせた鮭を水で洗い、キッチンペーパーで水気をふき取ります。
砂糖は粒子が大きいため、砂糖をまぶして寝かせていても鮭に甘さはまったく浸透しないそうです。流水で鮭に残った砂糖と出てきた水分を洗い流し、キッチンペーパーで水分をふき取りました。
4. 鮭に塩を振ります。
脂が多い皮に塩を多めに振るとパリッと焼けておいしく焼き上がります。両面に塩を振りました。
5. 魚焼きグリルで焼きます。
グリルを強火で2~3分予熱しておくと、焼き網に鮭がくっつきにくくなるそうです。最初は皮を下にして2分くらい経ったら、今度は皮を上にして8分ほど焼くとおいしく焼けるとのこと。
筆者宅のグリルは切身モードがあるので皮を上にして焼きます。魚焼きグリルがない方は、フライパンで両面をこんがりと焼いてくださいね。
それでは、魚焼きグリルの受け皿に水を張って焼いていきましょう♪
身がふっくら♡ 鮭の臭みはなくスーパーの鮭でも上品なお味に♪
筆者宅の魚焼きグリルでは、13分で焼き上がりました。皮にしっかりと焦げ目がついていて、皮もパリッと食べられそうです。
かつおじょうゆをかけた大根おろしを乗せていただきます。
鮭の身がふっくらとしています♪ 魚焼きグリルで焼くと、全体的にパリッとして身がぎゅっと詰まったような食感に焼き上がるのですが…。砂糖を振りかけてうま味を凝縮させた今回の鮭は、グリルで焼いてもふっくらとしています♪
そして、上品な塩加減が鮭のうま味を引き立てています。鮭の臭みはきれいに抜けていて、クセのないとても食べやすい焼き鮭になっています。あれだけ砂糖を振りかけたのに甘さはなく、驚きました。
だしじょうゆの味は大根おろしの辛みであまりわかりませんが、しょうゆにまで手を抜かずにおいしさを追求しているところがにくいですね。
砂糖で鮭の臭みを抜いた「至高の焼き鮭」。驚きのテクニックでしたが、その効果は抜群!スーパーで購入した鮭でも、高級感のあるおいしさに焼き上げることができました。
身はふっくら、皮はパリッ。嫌な魚臭さはなく、マイルドな塩加減でとても上品に仕上がった「至高の焼き鮭」。もっちりとした食感の「至高の白米」、かつおのうま味たっぷりのおだしで、角がなくまろやかな味わいの「至高の味噌汁」。リュウジさんレシピの至高シリーズで献立を完成させると、それはまるでお宿の朝食か、割烹の品々かと思うくらいのレベルに。
ちょっとした工夫を凝らせばいつもの食材でも、まだまだおいしさを引き出せることがわかりました。みなさんもぜひ「至高の焼き鮭」に挑戦してみてくださいね。
配信: あたらしい日日
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