無痛分娩を選択したワケ。個人的なメリットと想定外のデメリット

メリットその弐〜麻酔が効いたら無敵〜

正直、麻酔が効いてからは無敵。よくあるゲームのキラキラボーナスタイムのよう。子宮口全開でも痛くないのです。すごい。でも不思議と陣痛の波は分かるので、看護師さん主導のもと、落ち着いて産むことができました。

第1子の時は、看護師さんの言うとおりにしたいけど「そんなん落ち着いてできん!痛い!痛い!!痛い!!!ああもうこれいつまで続くの早く出てきて、いたーーーーい!!!(泣)」って感じ。

ちなみに今回、いよいよあと数回で産まれるよって時に、長かった妊婦期間が走馬灯のようにフラッシュバックしてなんだか感動してしまい、わが子が産まれる前から泣いたのはここだけの話。

デメリット〜全ての痛みが取れるわけじゃない〜

これは全くの想定外。

痔!

麻酔によって痛みがすっかり取れた私。不思議と陣痛の波は分かるのでしっかり備えていきむのですが、あれれ、どこに力入れたらいいんだっけ?「吸ってー!できるだけ長く止めて!はいっ!お尻突き出すようにー!」なんて看護師さんに言われながら、やってみるも、あれれれれ。

お尻に力入れる?それともおなか?どこに力を入れたら良いかわからなくなってしまったのです。痛みを感じないがゆえ、やたら頭がクリアであれこれ考え(られ)てしまう。きっとお尻のほうでいいに違いない!と思って陣痛が来るたびにいきみました。間違いなくこれが原因。

あまりの痛さに、「強力ポリステリザン」といういかにも効きそうな薬を処方してもらい、その後1週間は痛みで涙ちょちょぎれながら人生初めての痔に苦しみました。陣痛の痛みは取れるのに、痔に悩まされるなんて…実に想定外。

関連記事: