「水菜に栄養がない」はウソ!実はスゴイ栄養とおすすめの食べ方【管理栄養士監修】

「水菜に栄養がない」はウソ!実はスゴイ栄養とおすすめの食べ方【管理栄養士監修】

水菜の栄養をムダにしない食べ方

豊富な水菜の栄養をムダにしないためには、どのような食べ方がおすすめなのでしょうか。

栄養を逃さず食べるなら生がおすすめ

栄養豊富な水菜は、ぜひ生で食べるようにしましょう。

水菜に豊富に含まれるビタミンCは、熱に弱く、加熱により壊れやすくなってしまいます。

生で食べると栄養を摂れるだけでなく、シャキシャキとした食感を楽しめるのも魅力です。
サラダや和え物などに活用してみましょう。

たっぷり食べるなら加熱調理もアリ

水菜をたっぷり食べたいときは、加熱調理にするのもおすすめです。

加熱すると壊れやすい栄養素は確かにありますが、すべてなくなってしまうわけではありません。
加熱するとカサが減り、たくさん食べられるのがよいところです。
減った栄養素も、量でカバーできます。

溶け出た栄養素をムダなく摂れるスープや鍋物のほか、サッと加熱して炒め物にするのもよいでしょう。

油と組み合わせる

水菜に含まれるβ-カロテンは、油と一緒にとることで吸収率が高まります。

生で食べる際は油の入ったドレッシングを使ったり、油を使った料理と組み合わせたりしましょう。
加熱する際は、油を使ったり、ベーコンやツナなどの脂質を含む食材と組み合わせたりしてみてください。

動物性たんぱく質と組み合わせる

肉や魚、卵などの動物性タンパク質と組み合わせることで、水菜の鉄の吸収を助けてくれます。

水菜は鉄が豊富ではありますが、実は植物性の鉄はあまり吸収率がよくありません。

せっかくの鉄をムダにしないためにも、吸収を助ける動物性タンパク質を意識して取り入れてみましょう。

しなしな防止!栄養豊富な水菜はペーパーで包むと2週間長持ち

栄養豊富な水菜ですが、傷むのが早いため、気付いたら「しなしなになっていた!」という経験をした方も多いのではないでしょうか。

しなしなにならない保存方法のポイントは、水菜をペーパーに包んでからポリ袋に入れるだけ!
ペーパーに包むひと手間をかけるだけで、冷蔵庫で2週間は新鮮な状態をキープできます。

生で食べる場合にも使える保存方法ですので、水菜をよく傷ませてしまう方は、ぜひ一度試してみてください。

詳しい方法はこちらの記事で紹介しています。


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