実はすごい【玉ねぎの栄養】期待できる効果効能や加熱による変化・食べ方のポイントを管理栄養士が解説!

実はすごい【玉ねぎの栄養】期待できる効果効能や加熱による変化・食べ方のポイントを管理栄養士が解説!

玉ねぎの栄養成分は調理法でどう変わる?

玉ねぎは調理によって栄養成分がどう変化するのでしょうか?

炒める・煮るなどの加熱すると?

玉ねぎに含まれる硫化アリルは熱に弱いため、炒めたり煮たりするなどの加熱により減ってしまうことがあります。

しかし、ケルセチンは熱に強いことが知られているため、心配は不要です。
またほかの栄養成分も、加熱したからといってすべてなくなってしまうわけではありません。

目的にあわせて調理法を決めるとよいでしょう。

辛み抜きで水にさらすと?

玉ねぎの辛味を抜くために水にさらすと、硫化アリル、カリウム、ビタミンCなどの水溶性の成分が減ってしまう恐れがあります。

水につける時間が長くなるほど流出しやすくなるため、ムダなく摂りたい場合は水につける時間を最小限にしてみましょう。

酢玉ねぎにすると?

酢とはちみつ、生の玉ねぎなどを漬け込んだ「酢玉ねぎ」は、酢やはちみつの効能もあわせて取り入れられます。
酢は血圧への効果、はちみつは殺菌作用などが期待されているため、健康づくりに役立ってくれるでしょう。

しかし注意したいのは、糖質の摂りすぎです。
酢をまろやかにするためにはちみつ(または砂糖など)がたくさん使われていることもあるため、くれぐれも食べすぎには注意しましょう。

みじん切りにすると?

硫化アリルは細胞が壊れることで発生するため、玉ねぎをみじん切りにすることで、硫化アリルがより発生します。

みじん切りにした玉ねぎは、ドレッシングやソースに活用するとよいでしょう。

冷凍すると?

玉ねぎを冷凍することで、硫化アリルの量が減ってしまう場合があります。
硫化アリルの効果を期待したい場合は、冷凍しない方がよいでしょう。

しかし、ほかの栄養素は大きく減る心配はありません。
玉ねぎを長持ちさせるよい保存方法であるため、上手に活用しましょう。

玉ねぎの種類による栄養成分の違い

玉ねぎは「新玉ねぎ」と「紫(赤)玉ねぎ」がありますが、普通の玉ねぎと同じような効果が期待できるのでしょうか?
種類による違いを確認してみましょう。

新玉ねぎ

新玉ねぎでも、普通の玉ねぎと同様の効果が期待されます。
また栄養成分値の違いも特にありません。

生で食べやすい種類であるため、ぜひ生でたっぷり食べましょう。

紫(赤)玉ねぎ

紫(赤)玉ねぎも、普通の玉ねぎと大きな栄養成分値の違いはありません。

大きく違うのは、紫玉ねぎは色素成分であるアントシアニンというポリフェノールを含む点です。
普通の玉ねぎには含まれない成分であり、ケルセチンと同じ抗酸化作用のある成分です。

紫玉ねぎにもケルセチンが含まれるため、ダブルの効果が期待でき、健康づくりに役立ってくれるでしょう。

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