さまざまなモノの色味や質感を感じる
「色彩」をテーマに素材を集めたこのエリアには、ベンガラの染めの布や四季によって色が変化する葉など、工業製品や自然物を目で感じ、触って感じられるように配置されているのが特徴。グラデーションや窓からの光に透過して見え方が変わる色との出会いを通して、色彩感覚を養うことができるのが嬉しい。
さらに、やわらかいもの・硬いものなどの感触を確かめ、質感・形の探究もできるエリア。この場所にある素材を組み合わせ、色や質感・形などを感じ取ることで、楽しみながら構成表現に触れることができる。
「描く」を通じて絵具や筆、画材と出会う
淡い色から濃い色の絵具、細い筆から太い筆まで幅広くラインナップした、専門家が使用する絵具や筆と出会える場も設置。
画用紙はもちろん窓や床に広がる大きな紙など、あらゆるものに絵が描けるところも特徴的なポイント。
色同士を組み合わせ、色のわずかな違いや新たな気づきを楽しもう。
粘土や砂から、全身を使って「造形」する
フロア内には、子どもの好奇心をそそる色や質感が異なる4種の陶芸粘土も設置。ゼロからなにかをつくったり、こわしてやり直したりを繰り返すことで探究心を深めよう。
砂のキャンバスに光で絵を描くような感覚を楽しめる、ライトテーブルの上の砂も必見。粘土に足跡をつけてみたり手でこねてみたり、全身を使って遊ぶことができる。
マテリアルの「光」と「影」を映し出す
光と影の性質を感じるゾーンにもぜひ訪れてみて。プロジェクターでスクリーンに見立てた白い布や壁にマテリアルを投影することで色が透き通って見え、同じものでも見え方が変化することに気づけるはず。
アトリエ内にあるライトテーブルに光を通すもの、通さないものを組み合わせて置いてみることで、創造力をさらに引き出すことができる。
はじめてのマテリアルや道具に触れてみる
自然物、工業製品、工芸品など、専門家がセレクトした多様な表現素材と出会えるライブラリーも登場。
「探究の棚」と呼ばれるこの棚には、「魚・海」「虫・昆虫」「地学・石」「工芸」「工業」関係性を持つ5つのテーマに沿ったマテリアルや道具が集結し、子どもたちの興味・好奇心をかき立てる。
アトリエの魅力3)表現エリア
アトリエリスタと表現するプロジェクト活動
芸術の専門家、アトリエリスタとの対話を通して創造力を引き出し、表現を深めるプロジェクトに参加するのもおすすめ。
テーマへのアプローチは空間、構造、視覚など、さまざま。決められた作品を作るのではなく、主体的な興味にフォーカスしたものづくりで子どもの未来の可能性を広げよう。
プロジェクト活動
時間/9:00~18:00(1 回あたりの所要時間 60 分)
予約/実施時間の 2 時間前まで公式サイトにて受付
対象/3歳以上
料金/アトリエ滞在料金に含む
配信: OZmall