【農家の始末料理】捨てるなんてモッタイナ♪かぶの葉で「ふりかけ」作ってみた!ご飯もおにぎりも進んで尊い♡

【農家の始末料理】捨てるなんてモッタイナ♪かぶの葉で「ふりかけ」作ってみた!ご飯もおにぎりも進んで尊い♡

かぶを買ったら、葉ってどうしてます?捨ててますか?いやいや、白い部分より栄養豊富な葉を捨てるなんて、ナンセンス!岡山県のかぶ農家は、「ふりかけ」にして、余すことなく頂いているそうですよ。もちろん、購入場所によっては葉付きが売られていない場合もありますが、農家曰く、選べるなら「葉付き一択」だそう。その声に押されて、葉付きのかぶをゲットしたので、さっそく作っていきますよ~♪

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レシピを教えてくれたのは、岡山県総社市にある「メゾンやまて」で、かぶやセロリ、白菜などを栽培している高越友紀さん。

「かぶの葉を使わないなんてもったいない!かぶの葉には、白い部分以上に、ビタミンやミネラル、β-カロテン、食物繊維が豊富に含まれていて、体にいいことがいっぱい。わたしは、かぶを収穫したら、すぐに葉の部分を切り落として、ふりかけにしていますよ」(高越さん)

甘じょっぱ味でご飯が進む!「 かぶの葉ふりかけ」

材料(2人分)
かぶの葉…2個分
和風だし(顆粒)…小さじ1/2
かつお節…ひとつまみ
白いりゴマ…大さじ1
しょうゆ…小さじ1
みりん…小さじ1
砂糖…小さじ1

作り方
1.かぶの葉はきれいに洗い、大きめのみじん切りにする。

2. テフロン加工のフライパンに1を入れ、中火で乾煎りする。

3. 水分がなくなってきたら火を弱火にし、和風だし、かつお節、炒りごまを入れて混ぜ合わせる。

4. しょうゆ、みりん、砂糖を加えてさらに炒めれば、完成!

「かぶは、甘じょっぱい味つけのふりかけにすれば、それだけでご飯が進みます。日持ちもするので、冷蔵庫に常備しておけば、ご飯にかけるだけでもよし、混ぜ込んでおにぎりにしてもおいしいですよ」(高越さん)

かぶの葉って、少し硬いイメージがありましたが、これならイケる!
乾煎りして、水分を飛ばしているので、べチャッとならないのもうれしいポイント。

捨てがちな葉で、ご飯のお供が出来るなら、これは作らない手はないでしょ♪

かぶを買ってすぐに食べない場合の保存法

葉がシャキッとしたものは新鮮な証。かぶの白い部分は、根ではなく、茎(胚軸)なんだとか。

葉付きのかぶって、冷蔵庫での保管場所に困りませんか?

「かぶは、葉と白い部分を切り離して、野菜室で保存するのが正解」と高越さん。

葉を付けたまま保存すると、葉が白い部分の養分や水分を吸い上げて、かぶの旨みがなくなったり、中がスカスカになったりするそう。

より鮮度を保つためには、葉と白い部分を別々に水で濡らしたキッチンペーパーなどで包み…


ビニール袋などに入れて、冷蔵庫の野菜室に保存するとよいそう。

ただし、葉は白い部分に比べて日持ちしないので、なるべく早いうちに使い切るのが◎。
葉付きのかぶを買ったら、葉ふりかけにすることをおすすめします。

メゾンやまて

高越友紀さん

セロリが特産の岡山県総社市で、土地なし、機械なしのゼロから農業を始めて4年目。現在は、70a(アール)の畑で、セロリ、白菜、かぶ、カリフラワーなど季節の野菜約10品目を育てている。日々の栽培の様子や、野菜を使った料理のレシピをインスタグラムで発信中。高越さんが育てた野菜は、総社市内にあるJA晴れの国岡山山手直売所「ふれあいの里」や、農マル園芸 吉備路農園などで購入できる。

●インスタグラム @maison_yamate
https://www.instagram.com/maison_yamate/

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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