【プロが教える】大きい観葉植物でおしゃれなお部屋を実現する方法!ゆとりのあるスペースと鉢の選定が決め手

【プロが教える】大きい観葉植物でおしゃれなお部屋を実現する方法!ゆとりのあるスペースと鉢の選定が決め手

※本記事の家具・コーディネートなどの画像を確認したい場合は、Hello Interiorホームページにてご確認ください。

存在感が大きくて、エネルギーや安心感を与えてくれる大きい観葉植物。一つ取り入れるだけでインテリアの印象が大きく変わり、洗練されていておしゃれな雰囲気を出すことができます。

その反面「どんな植物を選べば良いの?」「コーディネートにどうやって合わせたらよいのだろう」と悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は「プロが大きい観葉植物でおしゃれなお部屋を実現する方法を教えます」と題して、大きい観葉植物の選び方やコーディネートのポイントを解説します。

この記事を参考にして、ワンランク上のおしゃれなお部屋を手に入れましょう!

プロが教える!大きい観葉植物を使っておしゃれなお部屋を実現するポイント

置き場所と育てやすさからアイテムを絞り込む

大きい観葉植物をインテリアに取り入れたいと考えた時、まず悩むのが「どの植物を選べば良いのか」ではないでしょうか。

その際にポイントとなるのは「置き場所」と「育てやすさ」です。

まず置き場所ですが、そのくらいのスペースが取れるのか・日が当たるのかがカギになります。大きい観葉植物は気軽に移動させられないので、置きたい場所に適した品種を選びましょう。限られたスペースの場合は、サンスベリア・ゼラニカなど縦長で横幅を取らないものが良いでしょう。日が当たらない場所であれば、エバーフレッシュやフィカス・ベンガレンシスなどがおすすめです。

次に育てやすさですが、乾燥に強い植物を選ぶとお世話の難易度がぐっと下がります。青年の木とも呼ばれるユッカや、耐陰性も兼ね備えるパキラなどがおすすめです。

ゆとりあるスペースに置いて植物をお部屋の主役に

大きい観葉植物はその存在感を活かすためにも、天井や周りのものと距離を空けて、ゆとりのあるスペースに配置するのが良いでしょう。植物にとって大切な日当たりや風通しを確保する上でも、周りを空けておくことは重要です。

定番なのはお部屋の角に置くレイアウトです。動線を妨げませんし、入室時に目に入りやすいので印象的になります。窓辺に置くのもスタンダードですね。日の光を浴びて活き活きと茂る観葉植物は、見る人にエネルギーを与えてくれるでしょう。また、窓辺に置くと植物の影がはっきり出て、木陰のような明暗を楽しむこともできます。

個性を出したい・お部屋に変化が欲しいという方は、あえて壁から離してお部屋の中央などに置いてみてはいかがでしょうか。植物を中心に回遊する動線になるのも面白いですし、360度あらゆる角度から植物を観察できます。ちょっとした目隠しとしても機能するので意外と実用的かもしれません。

鉢にもこだわれば印象がランクアップ

大きい観葉植物を置く際に、鉢や鉢カバーにもこだわると一気におしゃれ度がアップします。

例えば、モダンテイストならモノトーンで光沢のある陶器・インダストリアルならブリキやヴィンテージ感のある素材・ナチュラルなら籐や木箱のようなデザインなど、インテリアの世界観にあった鉢や鉢カバーを取り入れましょう。お部屋の完成度がぐっとアップしますよ。

後悔したくない!大きい観葉植物を取り入れて失敗しがちなパターン紹介

どのくらい大きくなるのか事前に知っておくことで「イメージと違う」を回避

大きい観葉植物を取り入れる際に、必ず注意したいのがどのくらい成長するのかをあらかじめ把握しておくことです。植物によって生長スピードはさまざまですが、場合によっては半年で天井近くまで伸びるようなものもあります。置く場所や求めるサイズ感に合うかどうか、どのくらいのペースで剪定が必要なのかなどを、購入前に知っておきましょう。

複数置く場合は共通点を持たせて調和させる

複数の観葉植物を取り入れる際に、何も考えずに選んでしまうと上手く調和せずにチグハグな印象になってしまいます。例えば葉の色や形・光沢感など、1つだけでも共通点を持たせるとお互いに馴染みやすくなります。

反対に背の高さはそろえずにずらすことで、全体のバランスが整います。大きい観葉植物の足元に小さな観葉植物を置くのも良いですね。

インテリアのプロがおすすめする定番大きい観葉植物3選

初心者でも育てやすい観葉植物の王道:パキラ

手の平のような大きな葉が特徴のパキラは、乾燥に強くて耐陰性も備えているため、初心者でも育てやすい植物の一つです。別名マネーツリーと呼ばれていて、金運を引き寄せるとも言われています。

鮮やかで光沢のあるグリーンの葉は、空間に元気で活き活きとした印象をプラスしてくれます。お部屋に活気が欲しい・元気の出るお家にしたい方におすすめです。

パキラは幹の種類が豊富なのでインテリアテイストに合わせて使い分けましょう。幹があまり太くないものはシンプルで主張がそこまで強くないので、幅広いコーディネートに合わせられます。幹が太いものは西海岸やインダストリアルなどのラフで無骨なインテリアによく合います。幹が編まれているものはアジアンテイストなどのアクセントに良いでしょう。

やさしい雰囲気で空間を彩る:フィカス・ウンベラータ

フィカス・ウンベラータは、ハート形の大きな葉が花のように開く姿が特徴の植物です。個性豊かな枝ぶりなのでお部屋の主役にぴったりです。

フィカス・ウンベラータは生長が早くて背が高くなりやすいので、吹き抜けなど縦の空間に余裕がある場所に置くのがおすすめです。大きな存在感を放ってくれます。

葉の色が比較的やさしい色合いで丸みのあるフォルムなので、ナチュラルやカントリー・フェミニンなど、やわらかな雰囲気のコーディネートによく合います。

爽やかでスマートな「動く植物」:エバーフレッシュ

エバーフレッシュは、日中は葉が開いて夜は葉が閉じる「睡眠運動」と呼ばれるユニークな動きをする植物です。余分な水分の蒸発を防ぐための運動といわれていますが、まるで生き物のように動く姿は他の植物ではなかなか味わえないので、ますます愛着がわくのではないでしょうか。

また、環境に順応する能力が高く、日陰でも日向でも問題なく成長します。

涼し気でスマートな見た目で空間に軽やかさを感じさせてくれるので、インダストリアルや男前インテリアなどダークカラーメインのコーディネートのアクセントにおすすめです。

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