子どもだけの留守番は危険!夏こそ防犯意識を!

第341回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
夏休みになると、子どもだけで留守番することも増えますよね。しかし、夏休みには、子どもを狙った犯罪や子どもが巻き込まれてしまう事件が多いのだそう。夏こそ、防犯意識を高めておかなければいけません。

子どもだけの留守番は危険!夏こそ防犯意識を!

●子どもだけの留守番は危険がいっぱい!

夏の時期、暑いからと窓を開けっぱなしにしていることが多いはず。また、窓と同じようになんとなく気分も開放的になってしまいますよね。しかし、その油断が空き巣犯にとっては絶好のチャンス。家のなかの様子が丸見えになっているかもしれません。風通しをよくするために、窓を開けるのは仕方ありませんが、レースのカーテンで隠すなど、見えづらくする工夫をした方がよさそう。

また、空き巣犯は、なかに人がいるとわかっても、子どもだけだと強行突破することも珍しくないそう。留守番はそんなに長時間にはならないと思います。子どもひとりになる間は、まずは戸締りを徹底し、エアコンや扇風機を使って涼む、宅配や知り合いでも鍵を開けないなど、できる限りの対策を!

過去には、夏休み中、子どもだけが留守番している家を狙った性犯罪も起きています。逮捕された40代の男性は、水道局員や電気業者を装い、およそ50件もの犯行に及んでいたそうです。

●子どもの外遊びも危険がいっぱい!

夏休みは、普段学校に行っている時間も遊び放題。小学生にもなれば、子どもたちだけで遊びに行くのが当たり前です。親の目が行き届かない分、危険もたくさんあることをお忘れなく! 

近年は、不審者に遭遇するケースも珍しいことではありませんが、子ども同士のトラブルも。いまだにカツアゲやケンカを売られることもあるようです。また、お祭りや花火大会などの人ごみでは、「肩がぶつかった」と因縁をつけられる事件が急増。金銭を要求するだけでなく、明らかに無理な金額を要求して、断ることを前提に「代わりに体で」という性犯罪もあるそうです…。

季節ごとに、それぞれ適した防犯法があるはず。対策を練る前に、まずは“最悪のケース”を想定して、防犯意識を高めることから始めましょう。子どもともきちんと情報を共有し、ルールを決めておく。楽しいひと夏も、安全が確保できてこそですよ。
(文・明日陽樹/考務店)

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