2月22日(水)に名古屋で初開催される「第22回MICEイノベーション研究会」『IDEA PITCH CONTEST』の一般観覧者を募集中だ。

MICEイノベーション研究会と新産業文化創出研究所との共催イベントであり、第22回を数える同研究会のイベントとしても、全国の自治体やMICE施設の運営者が新しい施設の在り方を見つける一つの手段となるよう、今回は初のコンテスト形式で実施する。

ポートメッセなごやの魅力がアップするアイデアが集結

2022年10月、ポートメッセなごやに第1展示館とコンベンションセンターが誕生した。そのリニューアルオープンを記念して実施する今回のイベントは、同施設の魅力アップにつなげるために導入・活用する技術(テック)・サービス・アイデアを募集する「IDEA PITCH CONTEST」の最終選考会だ。

ポートメッセなごやは、本コンテストの最優秀賞受賞者をはじめ、名古屋市、地域の経済界などの関係者と力を合わせ、単独では成し得ないイノベーションにチャレンジする。

厳正なる審査を経て6社のファイナリストが決定

魅力ある展示場を一緒につくりだすアイデアを持ったスタートアップ、事業会社から多くのエントリーがあり、厳正なる事前審査を行った結果、6社のファイナリストが決定した。

「展示会の商談をDX！音声認識によりお客様のリアルな言葉を可視化する！」を掲げるArchaic代表取締役の横山 淳氏、

「電子チケットを活用した周辺施設との連携による地域活性化」を掲げるエイキュウリンクス代表取締役の永井 雅久氏、

「誰でも手軽に組み立てられる、環境にやさしい平常時・災害時の2WAY什器の開発」を掲げるサムライズ代表取締役の奥田 洋三氏、

「AIビーコンのリアルデータ、行動分析をもとに、集客率の向上、 DX の改善支援致します。」を掲げるアドインテ セールスプランニングDiv.の山際 伸太朗氏、

「ポートメッセなごやでのめちゃバース活用について」を掲げるハシラス経営管理室マネージャーの田野 雄貴氏、

「AIチャットボットの活用で、金城ふ頭をにぎわいの中心へ！ ～施設の魅力向上と回遊促進を実現」を掲げるビースポーク代表取締役の綱川 明美氏だ。

最優秀賞に決定したアイデアについては、具体的に施設への導入を検討。最優秀賞受賞者には、実証実験・導入費用として最大300万円／年を予定(2023･2024年度実施)。

配信： STRAIGHT PRESS