少年忍者・安嶋秀生、「何が頑張りますだ」とメンバーから厳しい一言【Jr.チャンネル週報】

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Aぇ! group(火曜)、少年忍者(水曜)、Lil かんさい(木曜)、7 MEN 侍(金曜)、美 少年(土曜)、HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、2月2~8日公開の動画を注目度順にチェックします!

Lil かんさい・大西風雅とSnow Man・目黒蓮の交流にメンバー驚き

 2月2日の動画は「Lil かんさい【本人も気付かぬ…意外な一面】決してダメ出しではない 笑」(再生回数は14日時点で17万台)。今回は、今年1月22日に結成4周年を迎えたLil かんさいの5人が、メンバーそれぞれの「あるある」ネタを挙げていく企画を実施。

 例えば、西村拓哉に対しては「(スマートフォンの)フリック音がうるさい」「買う買う詐欺」など、一緒にいる時間が長いメンバーだからこそ知っている一面が明らかに。「メールの文章、正味めっちゃキモい」「『今日ビジュ悪いわ~』って言うけどいつも一緒」など、「ダメ出し」とも受け取れる、仲がいいからこその毒舌も混じり、ほかの4人は“舌好調”だった。

 続いて、大西風雅については、當間琉巧が「なんでその後輩と仲良いん? っていう後輩と仲良い」と“謎の交友関係”に切り込み、西村も「交友関係、広すぎるよな。ジャニーズは」と同調。「目黒くんとか。ヤバくない!? しゃべったことないもん、俺ら」と、Snow Man・目黒蓮と交流があることに触れると、嶋崎斗亜は「スゲー! 今を輝く大スター」と衝撃を受けていたのだった。

7 MEN 侍・本高、「ジャニーズクイズ部」必須の駄菓子を明かす

 2月3日に上がったのは「7 MEN 侍【八王子はサイコー】激安な駄菓子問屋さんで爆買い!」。前週より、矢花黎の地元である東京・八王子ロケ編がスタートしたが、今回は駄菓子や縁日用品を取り扱う「卸問屋 ヤマギシ」で撮影を行っている。なにやら佐々木大光にとってもなじみのあるお店だそうで、「幼少の時からずっと来てるんですよ」「業務用のやつを(菅田)琳寧のために買ってったりとか」と明かした。

 店内に入ると、メンバーは懐かしの駄菓子の数々に大興奮。本人たちも楽しそうだが、視聴者にとっても童心をくすぐられる1本だ。6人は「売り上げが高いおもちゃ」など、交代で2人ずつお題に沿った買い物をして、どちらの商品がほかの4人に選ばれるかを対決することに。

 矢花と今野大輝は、「コンサートの楽屋にあるとうれしい駄菓子」とのテーマに沿って商品をチェック。矢花はすぐに「1個いいの思いついてるんですよ」と自信を覗かせつつラムネを選び、「手軽だし」「(箱に)書いてます、何より。『スポーツや勉強中』(って)。ライブで食べるのにもう(ぴったり)」と説明。中村嶺亜は「ブドウ糖、完璧だね」と納得した。

 そんな中、本高克樹が「これマジで、ジャニーズクイズ部がクイズ番組出る時に、阿部くん(亮平/Snow Man)とか、それこそ(Travis Japan・川島)如恵留くんが、ラムネをいつも食べてる」という情報を口に。先輩たちも愛食していると知り、矢花は手応えを感じていたのだが……。今野との勝負の行方は、ぜひ今動画で確認してほしい。

 なお、再生回数は17万台で、1月アップの「2023年のご挨拶&やりたい企画発表」(11万台)や、「【コタツで会議】真面目に決意を語る…」(12万台)の記録をすでに上回っている。前週の第1回も17万台であるため、どうやら八王子編はいつもより好調なようだ(再生回数はいずれも14日時点)。

 2月4日に更新されたのは「美 少年【絶品!沖縄料理】少数派グルメで裏切り者続出!?」。沖縄ロケの第3弾で、今回の企画は昼食をかけた「少数派グルメ」バトル。2種類の料理のうち、それぞれが食べたいと思う料理を指定。少数派を選んだ人のみが味わえるという「Jr.チャンネル」ではもはや定番の対決だ。

 序盤で那須雄登は、「このグループ、仲悪くなりそう」と不穏な空気を感じつつ、6人は各々が協力してなんとか食べられるよう、話し合っていたのだが、最終的に決断を変える人や、裏切り者も出現。波乱の展開が続き、最終的にとある2人が「何やっとんの!?」「嘘つき!」と口げんかを始める始末。運に恵まれなかった一部のメンバーは「地獄」「昼ごはんがこの時点で、夜ごはんも期待できねぇけどな」と明らかにテンションが下がっていた。

 前週公開の1本目の動画では、那覇市内の商店街を散歩する道中で“じゃんけんで勝った3人”がもずくのかき揚げをゲットできるというプチゲームを行い、負けた組にも追加で買った紅芋コロッケをシェアし、和気あいあいと軽食を済ませていた美 少年。一転して、昼食はまさに“天国と地獄”の様相を呈した。

 そもそも、この旅は、昨年春の「ジャニーズ Jr.大運動会」で優勝したご褒美ロケであるため、勝者は1人1品食べることができ、敗者は1人前を分け合うなど、量を調整するという平和的なルールにできなかったのかと、疑問が残った。

 ネット上でもファンから「運動会のご褒美企画だよね……? みんなでおいしくご飯を食べる企画でもよかったのでは?」「せっかく沖縄に来たのに、食べられないメンバーがかわいそう」「全員が幸せになれない企画は悲しい」「楽しんでいる美 少年が見たいのに……」などと否定的な意見が相次いでいる。繰り返し見たい楽しい内容ではないためか、再生回数も14万台と、イマイチ伸びていない(2月14日時点)。

 そんな張り詰めた雰囲気のグルメ企画でも、筆者が評価したいのは浮所と岩崎大昇の店側への気遣い。ハンバーガーが出てきた時、浮所は「俺らから見えるんだけど、肉汁ヤバい」(5分33秒頃)とレポートしたほか、沖縄和牛3種盛りがテーブルに並ぶと、「これ、肉の種類はなんですか?」と店員さんに質問。自分たちが楽しむだけでなく、視聴者にも料理の魅力や詳細を伝えようとする姿勢に感心した。

 また、今回のバトルは2回連続で3対3に分かれた場合「人気じゃないほう」を獲得できるというルールだったが、進行役の岩崎は「しいて言うなら、どちらのほうが人気ですか?」(7分6秒頃)「どちらのほうがより人気なのか、お願いします」(10分40秒頃)と店員さんに確認。お店側に失礼がないよう、配慮した言葉選びだと感じた。

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