息子が1歳になる誕生日。「ピンポーン」とチャイムが鳴り、荷物が届きました。中身は、両親が送ってくれた息子への誕生日プレゼント「車型の手押し車」です。それを見た息子は大喜び! さっそく遊ばせることにしました。しかし、ふと気がつくと、そこにはあるはずの物がなく……。
息子は新しいおもちゃに夢中! 安心して遊ばせていたところ一転
息子が1歳になる誕生日。両親から届いた息子への誕生日プレゼントは、「車型の手押し車」でした。それを見た息子は大喜び! 車のハンドル部分は、電池を入れると音が鳴る仕組み。ハンドル部分は、ネジで本体に固定するようになっています。最初、ハンドル部分のネジが緩くついていたので、手で軽く締めて息子へ。これが、まさかあんな事態を引き起こすとは思いもしませんでした……。
息子は新しいおもちゃに夢中! 楽しそうに遊んでいるので、私はキッチンへ。しばらくして、息子の様子がおかしいことに気がつきました。何やら、ハンドルの下あたりに顔を近づけています。よく見ると、ハンドルの下によだれがベットリ……。よく確認すると、ハンドルと本体を固定するネジがなくなっていたのです!
慌てて息子の口の中を確認したものの、ネジはありません。「床に落ちたのでは?」と思い探したのですが、見当たりません……。息子に苦しそうな様子は見られませんでしたが、誤飲の可能性を捨てきれず、急いで病院へ行くことに。
病院へ到着して医師に状況を伝えると、レントゲンを撮ることになりました。結果は、やはり誤飲。レントゲンにはっきりと、1cmほどのネジが写っていたのです。幸いネジが小さかったので大事には至らず、数日後に便で排出されました。
ネジを手で締めたことは、本当に後悔しきれません。今後、細かい部品がついたおもちゃで遊ばせるときには、しっかり固定されているか確認したうえで、子どもから目を離さないように注意しようと思います。
※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通る物)は誤飲するおそれがあります。赤ちゃんに渡さないでください。
※飲み込むと危険なので、お子さんの手の届かない場所へ保管しましょう。
著者:伊藤美菜/女性・主婦。2歳のイヤイヤ期の女の子と、5歳のわんぱくな男の子のママ。夫の転勤で縁もゆかりもない地に引っ越し、マイペースに田舎暮らしを楽しんでいる。保育士の資格あり。
作画:町田冬
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
監修者・著者:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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