頭皮にニキビができる原因は?
〜頭皮にニキビができる原因は?〜
<帽子>
頭皮はたくさんの毛穴が密集していることから、もともと皮脂の分泌量が多く、ニキビができやすいパーツのひとつです。夏場は日焼けを防ぐために帽子を被る方が多いと思いますが、通気性の悪い帽子を長時間被ったまま過ごしてしまうと頭皮が蒸れてしまい、アクネ菌の増殖に適した環境になってしまいます。帽子を購入する際は、できるだけメッシュ素材のものなど風通しの良い商品を選ぶようにしましょう。
<ターンオーバーの乱れ>
運動不足やストレスなど不規則な生活が原因で新陳代謝が低下し、ターンオーバーが乱れると頭皮の古い角質が上手く剥がれ落ちず、皮脂が毛穴に詰まってニキビができやすくなります。また、唐揚げなどの揚げ物ばかり食べていると自ずと皮脂の分泌量が増えるため、普段の食事内容にも注意する必要があります。
<シャンプー>
清潔な頭皮環境を維持するために欠かせないシャンプーですが、すすぎ残しがあると毛穴の中にシャンプーの成分が残ってしまい、それが頭皮の中に潜むアクネ菌の栄養源になると言われています。
頭皮のニキビを防ぐ適切なシャンプー方法
生活習慣やファッション(帽子)はちょっとした心がけで改善することができますが、シャンプーに関しては誤った方法にもかかわらず、無自覚のまま続けているという方もいるかもしれません。この機会に頭皮環境を清潔に保つシャンプー方法をマスターしましょう!
〜頭皮のニキビを防ぐや適切なシャンプー方法〜
1. 指の腹で優しくこすりながらぬるま湯で予洗いしましょう。予洗いを行うことでシャンプーの泡立ちが良くなりやすいです。また、お湯の温度が高すぎると皮脂を過剰に洗い流してしまい頭皮のベタつきの原因になると言われています。
2. シャンプー(できれば頭皮に優しい無添加・弱酸性タイプ)を手に取り、良く泡だててから頭皮をマッサージするように毛穴の汚れをしっかりと落としていきます。
3. 洗い残しがないようぬるま湯でしっかりと洗い流します。頭皮にニキビができやすい方は普段よりも長めにすすぐようにしましょう。
4. 洗髪後はタオルドライし、ドライヤーで髪の毛〜頭皮をきちんと乾かしてください。乾かすことで菌の繁殖を防ぎ、清潔な頭皮を保つことに繋がります。
また、見落としがちな枕カバーは毎日使うものなので洗わずに放置していると人間の汗や皮脂が表面にどんどん付着してしまいます。普段は特に気にしていない…という方もニキビができたときは、最低でも一週間に1〜2回程度を目安に替えるようにしましょう。