わかめを取り入れる際の注意点
わかめを取り入れる際は、これから紹介する注意点に気をつけましょう。
食べすぎないようにする
わかめは食物繊維が多いため、食べすぎにより消化不良を起こし、腹痛や下痢などのお腹の調子に関わることがあります。
食べる量の目安をお伝えするのは難しいのですが、1日乾燥状態で1〜6g程度(水戻しして12〜70g)を目安にしてもよいでしょう。
これは、バランスのよい食事の見本である食事バランスガイドを参考にした量です。
わかめ以外の野菜なども、バランスよく取り入れるようにしましょう。
水戻ししてから使う
カットわかめは塩蔵加工されているため、そのまま料理にふり入れて使うと、塩分の摂りすぎにつながることがあります。
塩分の過剰摂取により、高血圧やむくみの原因などになることがあります。
水にさらすことで塩分が抜けるため、水戻しをしてから使うようにしましょう。
もしくは、味付けの塩分の量を調節してくださいね。
※参照:農林水産省 厚生労働省「食事バランスガイド」
栄養たっぷりなわかめのおすすめの食べ方
わかめを効果的に食べたいときに、おすすめの食べ方を紹介します。
ダイエット効果を狙うなら「サラダにする」
ダイエット効果を期待する場合は、わかめをサラダにして食べるのがおすすめです。
シャキシャキとして噛みごたえがあり、満腹感を得られやすく、食べすぎを防いでくれます。
カットわかめはすでに加熱加工がされているため、水戻ししたらそのまま食べられます。
生わかめは加熱の必要があるため、湯通しをして食べましょう。
レタスやキャベツ、水菜などのサラダ野菜と組み合わせるとよいですね。
肌によい効果を期待するなら「油と一緒にとる」
美肌づくりを目的にするなら、油と一緒にとりましょう。
わかめに含まれるβ-カロテンは、油と一緒に取ることで吸収率が高まります。
ドレッシングは油が含まれたものを使ったり、ごま油でさっと炒めて炒め物にしたりするとよいでしょう。
骨を強くするなら「きのこや鮭と組み合わせる」
わかめに含まれるカルシウムを効率的に摂るなら、ビタミンDを含むものと組み合わせてみましょう。
ビタミンDは、しいたけやまいたけなどのきのこ類、鮭などの魚介類に含まれています。
わかめときのこの味噌汁にしたり、鮭の料理とわかめのサラダを組み合わせたりするとよいでしょう。
配信: トクバイニュース