栄養満点の牡蠣を美味しく食べよう!

第4152回 はじめてライフ
「海のミルク」とも呼ばれる牡蠣は、栄養が豊富なことで知られる食材の一つですよね。牡蠣の美味しい食べ方といえば、そのまま生で食べたり、殻付きのまま火で炙ったりという食べ方を想像する人が多いかもしれません。しかし、牡蠣にはそれ以外にもおいしい食べ方がたくさんあるのです。この記事では、牡蠣について知っておきたい知識や簡単なレシピをまとめました。

牡蠣についての豆知識!

食材にはそれぞれ旬の季節がありますが、実は牡蠣の場合は、産地によって食べごろの時期が異なるのです。そのため、季節を問わず市場には出ているので、食べたいときに食べられるというメリットがあります。

牡蠣にはビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれていて、なかでも亜鉛は含有率が高いことで知られています。疲労回復や美肌、生活習慣病の予防効果も期待できると言われているため、良いことづくしの食材ですよね。生牡蠣に含まれる成分は、レモンや白ワインとの相性が良く、組み合わせることでより美味しくなりますよ。

牡蠣の炊き込みご飯

牡蠣の炊き込みご飯は、炊飯器で手軽にできる簡単なレシピです。まず、牡蠣、しょうゆ、みりん、酒を鍋に入れて煮立たせます。沸騰したら火を止めましょう。次に、炊飯器に研いだ米と水をセットし、千切りのニンジンと煮立たせた牡蠣を加え、最後に千切りショウガを乗せて炊飯します。

土鍋がなくても、炊飯器で手軽につくることができるのがポイントです。少ない材料ででき、野菜を切る手間などもそれほどかからないため、時短レシピとしても活躍してくれます。

牡蠣と野菜のマリネ

牡蠣と野菜のマリネは、野菜の緑が映えるおしゃれなレシピです。まず、牡蠣はフライパンで火を通しておきましょう。薄切りの新タマネギ、水菜、レタスを混ぜて、レモン汁、オリーブオイル、塩、黒コショウを入れて、よく和えたら完成です。牡蠣と相性のいいレモンを使用することで、見た目も味もさわやかなマリネができあがりますよ。

牡蠣のクリーム煮

こちらのレシピは、牛乳でつくるあっさりとした味わいのクリーム煮です。まず、牡蠣は片栗粉をまぶして流水で洗い、薄力粉をまぶします。続いて、牡蠣をオリーブオイルで焼き、牛乳、酒、レモン汁、コンソメを加えて煮ます。器に乗せたら、最後に乾燥パセリをふりかけて完成です。生クリームがなくても、牛乳でつくることができるのがポイントです。

牡蠣は簡単レシピでもっと食卓へ!

牡蠣は疲労回復のほかにも、美肌効果や生活習慣病の予防などが期待できる栄養満点の食材です。亜鉛の含有率が高いため、髪の毛を健康に保つ効果も期待されています。牡蠣は一年を通して手に入りやすい食材です。冷凍の牡蠣もあり、使いたいときに手に入りやすいため、簡単レシピを活用して食卓にのせる回数を増やしてみましょう。