餃子はアレンジレシピで飽きさせない

第4154回 はじめてライフ
餃子のレシピは、「焼くだけ」「スープの具材にするだけ」といったシンプルなものが定番ですね。でも、いつも同じ調理方法ではあきてしまいませんか。そこで今回は、ちょっと変わった餃子レシピを紹介します。ビールのおつまみにぴったりなものから餃子の皮を使わないヘルシーなもの、チルド餃子を使った手軽さがピカイチのレシピまで、簡単ですがとってもおいしい餃子料理です。

サバ水煮缶で簡単餃子レシピ

サバの水煮缶を使った、お酒のおつまみにぴったりの揚げ餃子です。缶詰を使うので、いろいろな調味料を使わなくても味が決まり、ささっと作れてしまう時短レシピの王様ですよ。
材料は「サバの水煮缶詰1缶・刻んだ長ネギ・ニンニク・ごま油」の4つだけ。すべてを混ぜ合わせたら、餃子の皮に包んで170℃~180℃の油でこんがりと揚げれば完成です。
具材には「サバの味噌煮缶詰1缶・刻んだニラ・ポン酢適量」の組み合わせもおすすめです。

海鮮水餃子のレシピ

プリップリの食感がクセになるのが「海鮮水餃子」です。エビやホタテといった海鮮をメインに、香辛料で味つけして作ります。
エビやホタテを刻んだ後、ひき肉・ニンニク・ショウガと合わせてしっかりと練ります。餃子の皮に包んだら、鶏がらスープで煮ましょう。仕上げに鮮やかなグリーンのチンゲン菜を加えたら、海鮮の香り高い立派な中華料理の一品です。

餃子鍋のレシピ

大勢でワイワイと囲んでもおいしいのが「餃子鍋」です。チルド餃子を使うので、皮を包む面倒がないこともポイントですね。調理方法は水炊きと変わりません。
まずは、鍋に水を煮立て、既製品の餃子と適当なサイズにカットしたニンジン・キャベツ・長ネギ・モヤシを入れて煮ます。
それを、めんつゆやポン酢・しょうゆといった好みのタレでいただきます。このレシピの魅力は、餃子や野菜を味つけしないので各自が好きなタレで味わえること。残った汁には鶏白湯やめんつゆを使って雑炊にし、最後までおいしく食べられます。

なすで餃子のレシピ

なすを餃子の皮の代わりにするヘルシーなレシピです。
はじめに、なすは輪切りにして水にさらしアクを抜いておきます。「豚挽き肉・キャベツ・塩・コショウ・オイスターソース」を混ぜて肉だねを作りますが、このとき料理酒を足して練るとふわふわの食感になるのでおすすめですよ。
なすに肉だねをのせたら、フライパンでなすがこんがりするまで焼きましょう。途中で水をさして蒸し焼きにするのがポイントです。肉だねから油がジュワーとしたたり落ちるので、オイルを加える必要はありません。

餃子はアレンジレシピも試してみよう!

家庭で作る餃子は定番もよいですが、アレンジレシピを試してみると家族の好むものが新たに見つかって料理のレパートリーも広がるかもしれませんね。
紹介したレシピは、野菜や魚介類を使う、おいしくて健康にもよいものばかりです。作り方もとても簡単。ぜひ、お気に入りの一品としてアレンジレシピをレパートリーに加えてみてください。