子ども向けの宿はホテル? それとも旅館?
ホテルに旅館。まずはどのタイプの宿を選ぶのがベストなのか。小さな子どもを連れての旅行では、おすすめは和室タイプの旅館です。特に、まだ立って歩くことのできない小さな子どもがいる場合、和室なら衛生的なのでハイハイをさせて遊ばせることもできます。また、畳に直接座れるため子どもをだっこする時も楽です。幼稚園から小学生ぐらいの子どもも、ホテルだとベッドの上で飛び跳ねて怪我をしてしまったり、ベッドを壊してしまったりといったアクシデントが起こりかねないので、和室の方がトラブルなく過ごせます。ただし、和室の場合、床の間に掛け軸があったりお花が生けてあったりと、子どもの手の届く範囲に危険なものもあります。そういったものは、宿についたらすぐに、子どもの手の届かない位置に移動させておきましょう。特に電気ポットは、子どもが触るとやけどになりかねないので、要注意です。
食事方法もチェックポイント
また、旅館の中でも部屋食ができると、より安心です。食事中にぐずって泣き出したり、テーブルの上を散らかしたりしてしまっても周りの目が気になりません。また、子どもが寝てしまっても親は隣で食事できるので安心です。部屋食の宿は、たいてい各部屋に担当のスタッフがついてくれるので、臨機応変に対応してもらえるのもありがたいところ。子連れであることを宿に前もって伝えておくと、食事の内容にも配慮してもらえたり、子ども用の食器なども用意してもらえたりすることもあります。
インターネットの旅行サイトなどで宿を選ぶのであれば、子ども歓迎プランを用意している旅館特集などもあるのでチェックしてみてください。子ども歓迎をうたっている宿には、離乳食や子ども用のおかゆ、そのほか、子ども用の浴衣が用意されているところもあります。この辺りは、事前に電話で相談をしておくと安心ですね。
すてきな旅行にするには、やはり事前のチェックが大切です。宿についてもしっかりとリサーチし、家族全員で最高の思い出を作りましょう!