【島根県】中学生と協働で制作した、海士町の方言を活用したLINEスタンプの販売を開始

島根県隠岐郡の海士町役場は、海士町の方言を活用したLINEスタンプ「海士弁スタンプ」の販売を3月16日(木)より開始した。

中学校の授業の一環としてLINEスタンプを制作

令和4年10月から海士中学校1年生の「総合的な学習の時間」では、「海士の暮らしにワンアクション」というテーマで、子ども議会の提案を実践する活動が行われた。

その中の一つ“「海士弁を取り戻そう」チーム”は、「海士弁スタンプ」のコンセプトやキャラクターを立案し、海士町役場と海士町在住イラストレーター千葉梢氏と共に「海士弁スタンプ」を制作。

島内外関わらず幅広い世代が親しめるよう、スタンプのコンセプトは「ゆるい・かわいい・カラフル」とし、海士町の特産品をモチーフにしたスタンプ8種と、吹き出しタイプ8種の計16種のスタンプが完成した。「海士弁スタンプ」は、LINE STOREのクリエイターズスタンプとして販売中だ。

6年生の児童が議員になりきって町に政策を提案

海士町では、町内の小学校に通う6年生の児童が議員になりきって町に政策を提案できる子ども議会が毎年開催されている。

子ども議会は、小学校の「総合的な学習の時間」の集大成の一つに位置づけられ、自分たちが住む場所を自分たちの手でよりよくしていこうという「志」の育成を狙いとしている。

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