「ママ友づくりのため…」それって実は迷惑!?保育士が聞いた!ちょっと困ったママの行動とは?

「ママ友づくりのため…」それって実は迷惑!?保育士が聞いた!ちょっと困ったママの行動とは?

保育士の中田馨さんが、実際にあったちょっと困ったママ友の行動について教えてくれました。子どもを介して出会ったママ友との付き合い方に悩んでいるという方も多いですよね。もちろん長くお付き合いできる関係を築けるママ友もいますが、中には付き合いに困ってしまうようなママ友も…。ママ友の困った行動への対処方法についてもお話してくれています。ぜひ、参考にしてくださいね。


こんにちは!保育士の中田馨です。子どもが成長するとともにママにも新しい人間関係が生まれます。その一つが“ママ友”です。私は、自分から積極的に「ママ友を作ろう」と行動するタイプではなかったので(今もそうです)、「何だかママ友ってめんどくさそう…」なんて思っていた時期もありました。子どもを介して仲良くなったママ友ですので、思ったことをうまく言えないこともあるかもしれません。

そこで今回は、私の周りで聞いた少し困ったママ友の行動と、関わり方のお話をします。

子どもにおさがりの服をくれる

子どもはすぐに成長するので、おさがりの服は重宝するものです。しかし、「服、あげる!」と突然家にやって来ておさがりの服を置いていかれると困ってしまうこともあります。私の場合、これをするのは姉でした。シーズンごとにおさがりの服がやってくるのです。デザインが似通った有名スポーツメーカーのトレーナーやズボンが10セットほど(同じサイズ)。旦那さんが、息子に服を買うことにはまってしまったとのこと。本当に、ありがたかったのですが、私には私の好きな服装があったので「あぁ…またこのタイプか。」と思ったりもしました。

とはいえ、何枚あっても良い服ですので、私の場合はありがたく受け取り、姉には「こんなにたくさんあったら、毎日着ても余っちゃうから、友だちにも譲っていいかな?」と伝え、「欲しい!」と手をあげてくれた友だちに渡したりもしていましたよ。

自分の都合や体調不良の際に子どもを預けに来る

私はこの経験はないのですが、頻繁にシッター代わりに子どもを預けに来るママ友もいるようです。「仕事だ」と言っていたのに旦那さんと遊びに行っていた!!など経験した友人もいます。

時々だったらよいですが、頻繁になると「私はどんな立場なの?」と思ってしまいますし、預けられたお子さんも可哀そうに思いますよね。ママ友の子どもを預かる時に、子どもだけでなく私も楽しい!と思えるのが「通常のお預かり」だと思います。

しかし、少しでも心に「モヤッ」が生まれてきたら「通常のお預かり」ではないかもしれません。他人のお子さんを預かるのは、責任があります。自分の子だったら、こけてすりむいても「平気!平気!」で済みますが、他人のお子さんだとそうはいきません。子どもも2人、3人と人数が増えると、1人ではしないようなダイナミックな行動をすることもあります。そういった責任を負うことが少しでも「しんどいな」と感じるのなら、ママ友にお預かりができないと理由を添えつつ伝えた方がよいでしょう。「予定があるので預かれない」「家族で過ごすから預かれない」でもよいですし、私の友人は「何かあったときに責任が持てない」と伝えたようです。

やはり、預けるにも節度が必要。「お互いに助け合う」ことができないママ友とのお付き合いは、後々しんどさが増す可能性があるかもしれませんね。

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