にんにく卵黄に期待できる効果・飲み方
手作りにんにく卵黄は、江戸時代から伝わる健康食品のことで、にんにくと卵黄をペースト状にし、粒状に乾燥させたものを言います。長時間じっくり加熱するため、にんにく特有の強烈な臭いが抑えられ、毎日飲んでも口臭や体臭トラブルは起こりにくいそうです。
なぜにんにくと卵黄という組み合わせかというと、にんにくにはアリシンと呼ばれる成分が含まれているのですが、卵黄に含まれるビタミンB1と結びつくことによって「アリチアミン」という成分に変化し、より高い効果が期待できるんだとか。アリチアミンには、「疲労回復」「美肌」「血液サラサラ」「脂肪燃焼」など数え切れないほど様々な作用があると言われています。
にんにく卵黄は、1日1回を基本に毎日継続的に飲み続けることがポイントです。飲む時間帯は特に決まっていませんが、空腹時に飲んでしまうとにんにくの殺菌作用によって胃痛や腹痛を起こす可能性がありますので、食後のタイミングで飲むことをおすすめします。
手作りにんにく卵黄の作り方
それでは早速、にんにく卵黄の作り方をご紹介します。完成後は冷蔵保存し、1年以内に飲み切るようにしてください(※乾燥剤を入れておくとより長持ちしやすいです)。
〜手作りにんにく卵黄の作り方〜
<材料>
・にんにく 1キロ
・卵黄 5〜6個
・ごま油 適量
<作り方>
1. にんにくの皮をむき、根元の固い部分を切り落とします。
2. 厚手の鍋を用意し、1のにんにくを入れたら少量のお水で煮ていきます。
3. にんにくがホクホクになるまで加熱したらザルに上げます。
4. にんにくの粗熱が取れたら、卵黄と一緒にフードプロセッサーにかけます。滑らかになるまで撹拌しましょう。
5. 4のにんにく卵黄を鍋に入れ、木べらでこしあんくらいの固さになるまで約1時間半程度じっくり練っていきます。焦げやすいので火加減は弱火〜弱めの中火に調整してください。
6. にんにく卵黄の粗熱が取れたら手にごま油をつけながら、直径8mm程度の玉状に1個ずつ丸めていきます。
7. 全て丸め終わったらクッキングシートの上にのせ、風通しの良い日陰でカラカラに乾くまで2〜3週間程度乾燥させましょう。
8. 乾燥させたら蓋つきの保存容器に移します。
いかがでしたか?「夏の疲れがなかなか取れない…」「お肌のコンディションが悪い」といった不調に悩んでいる女性は、是非この機会に手作りにんにく卵黄を試してみてくださいね。