久しぶりの帰郷
主人公は、婚約者を連れて東京から地元へ帰ってきた、ひとりの女性。電車で実家へと向かう彼女ですが、窓の外に見えるひと組の親子の様子を見て、表情が曇ります。そんな彼女がつぶやいたひと言。
「お父さんとちゃんと話すの、いつぶりだろう…」
そこから、過去の回想が始まります。楽しそうに食事したり、おでかけしたり、幼い彼女のそばにはいつも笑顔の父が。しかし、そんな幸せな生活は、思春期真っ只中の高校生になった頃から崩れ始めます。
父を避けるようになり、雨の日に傘を持って駅まで迎えに来てくれても顔を見ようともしません。それだけでなく、「もうほっといてよ!」と冷たく言い放つ…。
娘を心配し、応援しようとする父と、それを「おせっかい」と感じる娘。関係が改善しないまま、東京の大学に進学し、婚約者を連れ、帰ってきた娘は、父との接し方に悩んでいたのです。
ついに目的地に到着!
電車はどんどん進んでいき、ついに目的地に到着。主人公が電車を降りると、そこには両親の姿が。数年ぶりに父の顔を見た娘の口からは、自然と言葉がこぼれます。その言葉とは…?
答えが気になる人は、動画をチェックしてみてくださいね♪
名古屋鉄道のキャンペーン動画
名古屋鉄道が今年の7月に公開したこの動画。「大切な人が待つ場所へ。大切な想いを乗せて。」というキャッチコピーが印象的です。また、テーマソングは、小田和正が名古屋鉄道をイメージして作詞・作曲を手掛けた「この街」。動画の世界感にマッチした、歌詞と曲、歌声にも注目です!
何気ない普段の生活の中に隠れた、大切なもの。それに気づくことができれば、たとえ距離が離れても、心は離れずにいられるのかもしれませんね。
(文・明日陽樹/考務店)
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