発酵食品はこんなに腸活に向いている!
発酵食品とは、食材に微生物を作用させて、人にとって有益な状態に変化=発酵させた食品のことです。成分が分解されて吸収されやすくなっているので胃腸にやさしく、うまみや栄養価がアップしたり、保存性が高まったりと様々なメリットがあります。さらに健康だけでなく、美容効果が期待大として注目が集まっています。
◇ 抗酸化作用
抗酸化物質、ポリフェノールやビタミンCには、体を錆びさせる過剰な活性酸素を減らす働きがあります。
◇ 保湿作用
ヒアルロン酸の10倍の保湿成分があると有名な、ポリグルタミン酸も含まれています。
◇ 美白効果
厚生労働省が美白有効成分として認めているコウジ酸には、シミやくすみのもととなるメラニン色素や、色素沈着の原因となるチロシナーゼの働きを抑える働きがあり、新たなシミが作られるのを防ぐことができると言われています。
◇ デトックス
発酵食品に含まれる菌が腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を改善することで、便秘改善、脂肪分解、免疫力アップが期待できます。
まさに食べながらやせる、理想的なダイエットの強い味方ですね。
どれだけ知っている?こんなにある発酵食品
さてこれほど摂らない理由が見当たらない発酵食品ですが、あなたはいくつ挙げられますか?なんとこんなにあるんですよ。
大豆発酵食品:納豆、テンペ
調味料:味噌、醤油、本みりん、醸造酢、塩麹、しょうゆ麹、甘酒、酒粕
漬物:ぬか漬け、べったら漬け、奈良漬け、キムチ、ザワークラウト、ピクルス
乳製品:チーズ、ヨーグルト
アルコール:日本酒、焼酎、ワイン、ビール、マッコリ
意外なところではイカの塩辛、メンマ、アンチョビなども発酵食品です。
これだけいろんな種類があるので、どれかひとつに偏らず、毎日いろんな種類を少しずつ摂ると良いですね。できるだけ化学調味料などを使っていない、なるべく自然に近い加工のものを選びましょう。加熱すると菌が死滅してしまうので、生で摂ることをおススメしたいです。
イチオシの摂り方は、数種類の発酵食品を混ぜて作るドレッシングの作り置きです。そのまま食べてもおいしいものばかりですが、アレンジをきかせるとバリエーションが広がって食卓が楽しくなりますね。
酢×オイル×甘酒
味噌×醤油×梅干し×ヨーグルト
などレシピ検索サイトでも多数の発酵食品レシピが掲載されています。是非あなたのお気に入りレシピを見つけてみてください。