ジャニーズドラマ「歴代最低」更新のピンチを迎えた4月期作品とは? 


山ちゃんが憑依したとしか思えない演技を見せる森本慎太郎(写真:サイゾーウーマン)

 King&Prince(以下、キンプリ)の高橋海人と、SixTONES・森本慎太郎がダブル主演中の連続ドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)。5月14日に第6話を迎え、世帯平均視聴率3.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。ジャニーズ事務所の人気グループに属する2人の共演作ながら、「このままでは民放ゴールデン・プライム(GP)帯で放送されたジャニーズ主演の連ドラ史上、視聴率ワーストを更新する恐れがある」(芸能ライター)という。

 日テレ系「日曜ドラマ」枠で放送中の同作は、オードリー・若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の半生を描く。若林役を高橋が、山里役を森本が担当し、最新の第6話は、山里がしずちゃんこと山崎静代と(富田望生)と南海キャンディーズを結成するも、ネタ作りに行き詰まってしまい……という内容だった。

「第1話から4.7%発進とつまずき、続く第2話も同率で、その後も3.7%(第3話)、3.6%(第4話)、3.3%(第5話)と低迷。今回は0.4ポイント回復したものの、6話を通しての平均は3.9%。『日曜ドラマ』枠で放送された歴代連ドラの中で、これまでは昨年7月期にキンプリ・永瀬廉が主演を務めた『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』が全話平均4.4%で同枠ワーストとなっていましたが、現時点で『だが、情熱はある』が下回っています」(同)

 『だが、情熱はある』はさらに、歴代のジャニーズ主演連ドラの中でも不名誉な記録を刻みそうな状況だ。

「日テレ『日曜ドラマ』枠に限らず、民放GP帯の歴代ジャニーズ主演作において、これまではHey!Say!JUMP・山田涼介が昨年10月期に主演した『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系)の全話平均3.8%が最低となっていましたが、『だが、情熱はある』はあと0.1ポイント落とせばその数字に並んでしまいます」(同)

 高橋、森本ともに次世代のジャニーズ俳優と目されるだけに、『だが、情熱はある』の現状は本人たちにとってもつらいところだろう。終盤に向けて同作が盛り上がっていくことを祈るばかりだ。

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