梅雨~初夏に増える「カビたエプロン」【保育士解説】保護者にチェックしてほしいこと

梅雨~初夏に増える「カビたエプロン」【保育士解説】保護者にチェックしてほしいこと

園生活の持ち物の中の「食事エプロン」。主に0歳~2歳児クラスで使用していると思いますが、どれくらいの頻度で買い替えていますか?仕事で忙しくて、なかなか買いに行けず、同じものをずっと使用していることがあるかもしれません。実は、園生活で使用している食事エプロンがカビてしまうことがよくあります。保育園での役立つ情報を発信している、現役保育士まお先生(@babymassage_mao)が詳しくお伝えします。

食べ物のシミがついたエプロンはカビやすい

エプロンは使用後に園で保管されている間、十分に洗われていない、濡れて湿っている、食べ物が残っているという状況です。家に帰って洗濯物や汚れたものを整理するまで、かなりの時間がたってしまいますよね。

湿っている上に食べ物の汚れもついている状態は、カビにとって繁殖しやすい環境。夏場は気温が高く、更にカビが生えやすくなります。

エプロンの素材にもよりますが、園でもカビが生えている、においがきつくなっているエプロンを見かけることがあります。

漂白消毒のほか、思いきって定期的に買い替えるのもおすすめ

・新しく買い替える

・定期的に漂白して消毒する

いつもきれいなエプロンを使用するためには、上記の2つをお勧めします。買い替えるタイミングは、カビはもちろんですが、においがきつくなっている時も買い替えのタイミングです。立派なものでなくても、100円ショップに販売されているエプロンで十分です。

もう1つは、漂白剤を水に薄め、その中に漬けて消毒をする方法。必ずしっかり水洗いをして乾燥させましょう。子どもの肌はデリケートなので、濃度やすすぎ洗いには十分注意をしてください。

梅雨や夏の時期になると食べ物も腐りやすくなります。春にそろえた園グッズなのに、もう買い替え?と思われるかもしれませんが、子ども達はエプロンに落ちた物も、手でつかんで食べます。食中毒にもなりやすい季節は、特に注意して確認してあげましょう。

エプロン同様、食後に口や手を拭くタオルもカビやすいです。こちらは、においがきつくなったら買い替えがおすすめ。直接口に触れるものは常に清潔を保ってあげたいですね。

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