「ごめんね」残業で、学童からの夜道を娘に1人で帰らせたシングルマザーの私。何年経っても後悔の嵐!

「ごめんね」残業で、学童からの夜道を娘に1人で帰らせたシングルマザーの私。何年経っても後悔の嵐!

私は新社会人1年生、娘は小学校1年生。新生活の始まりに気合いを入れ、当時シングルマザーだった私は「ひとりでも、実母に頼らず全部がんばるぞ!」と意気込んでいました。ですが、娘を泣かせてしまう結果となってしまい……。

まさかの突然の残業

現在中学校2年生の娘が、小学校に上がったばかりのときの話です。私は、娘の小学校入学と同時に新しい職場に入職したので、娘は学童保育を利用していました。学童保育の最終下校時刻は、19時。その時間には、必ずお迎えに行けると思っていたので、近くに住む実母から「学童にお迎えに行くのを手伝うよ」と言われても、私は「自分でお迎えいけるから大丈夫」と断っていました。


入職し、最初の1週間ほどは定時で上がることができ、娘の学童保育のお迎えにも間に合っていました。ですが、研修が終わって現場に入った2日目、なんといきなり2時間の残業が! 実母の支援は、一度断っていたのと直前だったため頼みにくく、当然、学童保育のお迎えに間に合わず、娘は突然ひとりで学童保育から自宅に帰ることに……。

私が仕事を上がり、学童保育の最寄り駅で降りて娘の姿を探すと、ちょうど学童保育から自宅までの道を、ひとりで歩く娘の後ろ姿を見つけました。小さな体で、大きなランドセルを背負ってとぼとぼと歩いている娘……。私は大きな声で娘の名前を呼び、かけつけて「急にひとりで帰ることになってごめんね」と抱きしめました。娘は「周りも暗いし、こわかったよ」とうっすらと涙目に。


娘に無理をさせるくらいなら、最初から実母に頼っておけばよかったと思いました。8年経った今でも、私はあのときの娘の後ろ姿を忘れることができません。この出来事以来、私が仕事で残業になりそうなときは、お迎えをお願いするなど、実母に頼るようにしています。


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著者:吉川 みきな

14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。

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