「うわ…眠い…(泣)」眠気覚ましに効果的な飲み物6選!選び方や注意点も解説【管理栄養士監修】

「うわ…眠い…(泣)」眠気覚ましに効果的な飲み物6選!選び方や注意点も解説【管理栄養士監修】

カフェイン摂取量の目安【眠気覚ましの飲み物のとりすぎに注意!】

カフェインの摂取量について、日本には基準がありませんが、海外のものを参考にすると下記が目安です。

・1日あたり400mgまで
・1回あたり体重1kgに対し3mgまで
 (体重50kgの場合は150mg)

カフェインの過剰摂取により、不眠(寝つきの悪さ、途中で何度も起きる)、めまい、心拍数の増加、不安、震え、下痢、吐き気、おう吐などの症状を引き起こすことが知られています。

また短時間に大量摂取することで急性中毒(いわゆる急性カフェイン中毒)の恐れがあるため、1回あたりの摂取量(体重1kgあたり3mgまで)を示している機関もあります。

特にエナジードリンクや眠気覚ましドリンクは、短時間でたくさんカフェインを摂取してしまうデメリットがあるため、気軽な気持ちで利用するのは避けたいものです。

また成長期である子ども(中学生・高校生含む)は影響が大きいため、カフェインをなるべく避けるべきとされています。

※参照:農林水産省「カフェインの過剰摂取について」

「眠気覚ましの飲み物」は悪循環に要注意!

眠気覚ましの飲み物に頼る生活を続けていると、悪循環におちいってしまうことがあります。

眠たいのでカフェインを多く摂る→睡眠の質が低下→また眠気覚ましを使うという悪循環です。

これではカフェインを摂る生活から抜け切れず、疲労ばかりたまってしまう……という状況になりかねません。

カフェインをたくさん摂っている方で、朝の目覚めがすっきりしない方や、日中いつも眠くなってしまう方は、カフェインの量を減らすか、夕方以降は飲まないなどの工夫を試してみるのもよいでしょう。