夫と小さな娘と暮らすママは子育てで寝不足な日々が続いていました。寝不足の原因は、断っても無視して来訪する義母も関係していました。合鍵を盗んでママの自宅へ入り込んでいた義母を問い詰めた結果、盗んだ合鍵を返してもらい、もう家へ勝手に来たりしないと約束した義母。しかし、じつはママたちに返した鍵で作った合鍵を隠し持っていて、義母は再びママの家に侵入!驚くママに謝りつつ、渡したいものがあって来たけれど家に上がるつもりはなく、鍵が開いているのに気づき、さらに孫娘の泣き声が聞こえたから玄関先まで上がったと義母は説明しました。
「家の中に入っていない」と言う義母を信じ、「ゴミ出しに行ってたんです」と、ため息をつくママ。
「あら、そうだったのね」と初めて知ったような発言をする義母ですが、これも演技。すべて知っていて、あえてその隙を狙って侵入していたのです。
そんな義母は、
「ごめんなさいね。私、どうしてもこれを渡したかったから……」
と、あるものをママに差し出し……?
ママに媚びて家に入り込もうとする義母!
「誠(パパ)から聞いてね、必要かなぁと思って持ってきたの」
義母が持参したのは、お出汁と野菜やお米、魚をそれぞれすりつぶした離乳食でした。
夫と連絡をとっていたことに少し驚くママ。
そんなママに目を潤ませて“健気な義母”を演じる義母。
「離乳食作りって大変でしょう? 少しでも菜々子さんの力になりたくて……迷惑だったかしら?」
「いえ、離乳食自体はありがたいですけど……」
ママがそう言った途端……!
義母は食い気味に、
「そう! そうでしょう! これからは定期的に作って持ってきてあげるわ!」
喜びのあまり目を輝かせてそう言いました。
しかし……
「それは結構です。自分で作るからいりません」
ズバッと断るママ。
「……あらそう? なら……」
ママが断るのことも想定済みの義母は……?
義母が離乳食を持ってきてくれたら助かりますよね。しかし、この義母の場合は過去に断っても冷蔵庫に入りきらないお惣菜を持ってきたり、ママの家の鍵を盗んで勝手に侵入したりした前科があるので、簡単に家に上げるわけにはいきません。
さらに、もう家に来ないという約束を破って勝手に来たうえ、これからは離乳食を定期的に作って持ってきてあげる……なんて恩着せがましく言う義母。これではもう家に来ないと約束した意味がまったくありません……。
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著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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