男闘呼組が、性被害訴えた元ジャニーズに怒り――「余計なことまでしゃべる奴ら」と発言か


この問題の着地点はまだ見えない(写真:サイゾーウーマン)

 現在“ラストツアー”中の元ジャニーズ事務所所属のロックバンド・男闘呼組メンバーの発言が波紋を呼んでいる。5月25日の愛知公演では、中居正広がサプライズ出演して大きな話題になったが、一方でメンバーの高橋和也が、ジャニーズの性加害問題について言及したことも注目を集めた。各報道では「いろいろなことを言う人たちがいるけど、それで傷ついている人間もいる。俺たちはこれからもジャニーズを応援するし、皆にも応援してほしい」と伝えられていたものの、「実際のところ、現場ではもっと過激で踏み込んだ発言が飛び出していた」(スポーツ紙記者)という。

 1993年に高橋がジャニーズを解雇されたことによって、実質的に解散状態となっていた男闘呼組。再結成は昨年7月に発表され、現在は当時中止となってしまったライブツアーが、約30年の時を経て開催されている。

「当時のグループ名を使用しての活動再開に際して、ジャニーズサイドは許可こそしているものの、制作やマネジメントには一切関与していません。メンバーの岡本健一だけは、現在もジャニーズとエージェント契約を結んでいるものの、実質的に“ジャニーズ所属グループではない”状態での再結成となっているんです」(芸能ライター)

 それでも、創業以来初めての危機に陥っているジャニーズについては、各メンバーも思うところがあったのだろう。高橋はステージ上で、古巣の元所属タレントらに対して、苦言とも取れる発言を繰り出したそうだ。

「各報道では、現在の所属タレントやスタッフらを気遣うような内容のコメントをしていたと伝えられていますが、実際には『ペラペラと余計なことまでしゃべる奴らに対して言いたい。それで傷ついている奴らの人権はどうなる?』といった意味合いの発言をしていました。つまり、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏をはじめ、ジャニー喜多川氏からの性被害を告発した元ジャニーズ所属タレントに怒りの声を上げたというわけです」(前出・スポーツ紙記者)

 元所属タレントでは、今月、近藤真彦が藤島ジュリー景子社長に対し「(性加害問題を)知ってた、知らなかったじゃなくて、もう知ってるでしょ」と発言して、業界関係者やファンの間で大きな注目を集めたが、このタイミングでの高橋の性被害者告発者への発言は、さらなる反発を招くことになりそうだ。

サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン

フォローはこちらから

関連記事:

配信元

サイゾーウーマン
サイゾーウーマン
料理や収納など暮らしに関する情報や、芸能、海外ゴシップの最新ニュースを連日発信中。ほかにも、皇室や女子刑務所のウラ話、万引きGメンの現場レポなど、個性豊かなコラムも展開。ほかとは異なる切り口で、女性の好奇心を刺激する記事をお届けします。
料理や収納など暮らしに関する情報や、芸能、海外ゴシップの最新ニュースを連日発信中。ほかにも、皇室や女子刑務所のウラ話、万引きGメンの現場レポなど、個性豊かなコラムも展開。ほかとは異なる切り口で、女性の好奇心を刺激する記事をお届けします。