意外と知らない!?お弁当作りでやってはいけないこと
実は、普段当たり前のようにやっていたことが食中毒の原因になっているかもしれません。
意外と知られていない、お弁当作りにおいてやってはいけないことを紹介します。
チャーハン・オムライスなどの混ぜご飯を入れる
食中毒対策としては、おかずにしっかり火を通すことがポイントだと説明しました。
チャーハンやオムライスは火を通して作るのでお弁当にぴったりだと思われがちですが、実は避けた方が良いメニューです。
これらのメニューにはさまざまな食材が混ざっており、時間の経過によって水分量が増えて雑菌の繁殖につながるためです。
白いご飯だと少し見た目が寂しい……と感じる人もいるかもしれませんが、その場合はふりかけなどといった乾き物を混ぜてみましょう。
でんぷん質が多い食材を使ったおかずを入れる
コロッケ・ポテトサラダは弁当の定番メニューですよね。
特にコロッケは揚げ物なので、食中毒対策メニューとして良いのでは?と思われがちです。
しかし、じゃがいもなどでんぷん質が多い芋類は傷みやすく、食中毒対策としては不向きの食材です。
作り置きのおかずをそのまま入れる
あらかじめ作っておいたおかずを冷蔵庫から出してそのままお弁当に入れるのはNG。
冷えているから保冷剤代わりになる、という考えは間違いです。
最近は、そのままお弁当に入れて自然解凍で食べられる冷凍食品が出ていますが、自然解凍で食べて問題ないのは厳しい衛生管理のもとで作られた商品だから。
家庭で同様の衛生管理をするのは無理なので、冷蔵もしくは冷凍した加熱調理済おかずは必ず再加熱してからお弁当に入れるようにしてくださいね。
参考:ESSE、YAHOO!ニュース、Adecco、農林水産省
まとめ
毎年、気温が高くなってくると食中毒が心配になりますが、お弁当を調理する際に少しの工夫と注意をするだけで、ぐっとリスクを減らせます。
お子さんに、ママの愛情がたっぷり詰まったお弁当を美味しく安全に食べてもらうためにも、衛生管理には十分気をつけて調理しましょう。
文/aeca
配信: ASOPPA!
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