野菜の王様「ケール」
青汁の原料として使用されることもあり多く、スーパーフードとしても広く知られているケール。最近はスーパーでも見かける機会が増えてきましたよね。
ケールは、キャベツやブロッコリーと同じアブラナ科の野菜。野生の原種に近く、地中海沿岸が原産です。
ケールには、葉が縮れているカーリーケールや新芽を摘んだベビーケールなどいくつか種類がありますが、一番私たちにとっておなじみの代表的に使われるのはコラードケールという品種です。葉に厚みがあり、独特の苦みが感じられておいしいですよね。
そしてケールは、「野菜の王様」とも呼ばれるほど栄養価が高いのが特徴。ビタミンやミネラル、カルシウムなどが豊富で、栄養バランスに非常に優れたスーパーフードとしても世界中で支持されています。
そんなケールのおいしい食べ方が知りたい!ということで、ケールを育てている生産者さんに直伝レシピを教えていただきました。
生産者から直接食材が購入できる産直通販サイト「食べチョク」 さんとのコラボレーションでお届けします。
レシピを教えてくれる生産者さんは
静岡県磐田市 マスダケール
「マスダケール」さんは、ケール・プチヴェール・キャベツ・ブロッコリー・芽キャベツなどの品種開発・改良、栽培・生産、販売までを自社で行っているアブラナ科野菜専門の種苗会社です。
「自然っておいしいね。」をテーマに掲げ、自然の流れに近い形で交配を行っており、人の手やミツバチを用いて品種開発や改良を行いながら、「人に優しい」野菜を提供しています。
遠州のからっ風と日本トップクラスの日射量
マスダケールこと増田採種場があるのは、静岡県磐田市。遠州のからっ風と日本トップクラスの日射量がおいしい野菜を育んでくれるそう。
気候に加えて、もう一つこだわり続けているおいしい野菜作りのポイントが「土」。長い年月をかけて質の良さを追求し、落ち葉や米ぬかなどの自然由来の素材を使って、有機質が豊富に含まれた土づくりを行っています。
おいしい野菜は種からこだわる
マスダケールでは、自社で種を採り、苗を育てて野菜を収穫しています。アブラナ科専門の種苗メーカーとして、98年にわたって野菜を種から考え続けてきました。
自然の恵みをいっぱい受けて作物が力強く育つことを一番に考え、長年培った品種開発力を背景に、栄養価の高いケールやプチヴェールを独自で開発。土・肥料・農法にこだわって徹底管理しているんです。
ケールの第一人者として特許を取得
ケールは、スーパーベジタブルといわれるほど栄養価が高く生命力のある野菜なので、マスダケールではさまざまな形で「ケールを食する食文化をつくる」ことで、健康寿命の延伸に貢献したいと考えているんだそう。
高い品質のケールを多くのみなさまにお届けするために、「ケール栽培方法及びケール収穫物」の特許も取得。さらには、ケールにおいて計7品種の品種登録も取得しています。
自社で開発したケール品種を使い、自社の農場で栽培することで、常に安定した高い品質のケールを出荷しています。
配信: おうちごはん