冷凍野菜で簡単、時短! 洋風炊き込みごはん&ナスのだしびたし

時間がない時や食材が足りない時、あると便利な冷凍のカット野菜。保存しておけば、もしもの時にも活用できます。今回は無印良品が発売している冷凍のカット野菜から、「すぐ使える スープの野菜」「すぐ使える 揚げ茄子」を使った簡単・時短レシピを紹介します。

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「切る」「ゆでる」の工程を省いて時短

ゆっくり調理する時間がない場合、いろいろな種類の野菜を細かく切ったり、下ゆでしたりする作業が一番面倒に感じませんか? そんな時に便利だなと手に取ったのが、無印良品の冷凍カット野菜でした。


無印良品 冷凍カット野菜「すぐ使える スープの野菜」(200g、290円)

ジャガイモ、ニンジン、カボチャ、タマネギが入っていて、一つ一つの野菜が、ちゃんとおいしいんです。これがあれば、スープ、お味噌汁、オムレツ、パスタ、キーマカレーの具などはもちろん、離乳食にも使えますよ。

【レシピ1】

「すぐ使える スープの野菜」で洋風炊き込みごはん

<材料>(3~4人分)

すぐ使える スープの野菜…1袋(200g)

米…2合

手羽中…8本

A コンソメ(かりゅう)…小さじ2

A 塩…小さじ1/3

バター…20g

ブラックペッパー…適量

パセリ(みじん切り)…適量

レモン(くし切り)…4個

<つくり方>

① 米を研いで浸水する(夏場は30分、冬場は60分)。手羽中に軽く塩・こしょう(分量外)をして下味をつける。

② 鍋に米とA、水380ml(通常よりも気持ち少なめ)を入れ混ぜる。

③ 米の上に、すぐ使えるスープの野菜、手羽中をのせて炊飯する。鍋での炊き方はこちら

④ 炊きあがったらバターを加え混ぜ合わせ、10分蒸らす。

⑤ 塩で味をととのえて器に盛る。ブラックペッパー、パセリを振り、レモンを添える。

冷凍食材もローリングストックに

カットされ、下ゆでが終わっている野菜だと、料理に使うガスや電気の量も少なくて済みます。もし電気が止まって食材が解凍された状態で長く置いておくと雑菌が増えるため、食材が解凍されたらすぐに使用しましょう。冷えた状態を長く保つために、いくつか保冷剤を常備しておくのも良いと思います。

キッチンの夏の暑さ対策にもおすすめ!

これからの季節、油を多く使う揚げ物は、キッチンが暑くなるため敬遠しがち。しかし、「すぐ使える 揚げ茄子」を使えば、本当に簡単に、おいしいおひたしができます。

今回はおろしポン酢と、めんつゆを使ったおひたし2品を紹介。また、めんつゆを使っただしびたしのアレンジレシピもぜひお試しください。そのほか「すぐ使える 揚げ茄子」は、おみそ汁の具、パスタの具とさまざまに活用できますよ。


無印良品 冷凍カット野菜「すぐ使える 揚げ茄子」(200g、290円)

【レシピ2】

「すぐ使える 揚げ茄子」のおろしポン酢

<材料>(2~3人分)

すぐに使える 揚げ茄子…200g(1袋)

大根…120g

ツナ缶…1缶

大葉…2枚

ポン酢…大さじ3~4

<作り方>

①大根を皮ごとすりおろす。

②冷凍揚げナスをタッパーに入れ、大根おろし、ツナ缶(汁ごと)、ポン酢を入れふたをし自然解凍する。解凍している間に中に味がしみこみます。

③ナスを器に盛り、千切りにした後水にさらし、しっかり水を切った大葉を添える。

【レシピ3】

「すぐ使える 揚げ茄子」のだしびたし

<材料>(2~3人分)

すぐ使える 揚げ茄子…200g(1袋)

Aめんつゆ(2倍濃縮)…大さじ5

A水…大さじ4

<作り方>

①冷凍揚げナスとAを容器に入れ、自然解凍する。

※解凍している間に中に味がしみこみます。時間がない場合は、耐熱容器に入れ、ふわっとラップをして加熱し、温かい状態で食べても。

そのままでも十分おいしいですが、かつお節、青ネギ、大葉、ショウガのすりおろし、ミョウガ、大根おろしなどの薬味をプラスすれば立派な1品になります。

ひと手間かけて夏のランチに

揚げナスを使っただしびたしのアレンジレシピ。ひんやりつるつる、食が進むので、ぜひつくってみてくださいね。

【アレンジレシピ】

揚げナスのだしびたしぶっかけそうめん

<材料>(1人分)

そうめん…1束

トマト…1/4個

揚げナスのだしびたし…上記レシピの1/2量(汁も含む)

麺つゆ(2倍濃縮)…大さじ1/2

青ネギ…適量

白ごま…適量

<作り方>

①トマトは食べやすい大きさに切る。青ネギは小口切りにする。

②鍋にお湯を沸かし、そうめんをゆでる。ざるにあげ、冷水でしっかりしめる。

③そうめんを器に盛り、揚げナスのだしびたし、トマト、青ネギ、白ごまをのせる。

④揚げナスのだしびたしのつゆ、麺つゆをかける。

ストック野菜で彩りと栄養を

少量からでも手軽に使える下ごしらえ済みの野菜を常備しておけば、見た目に彩りよく、さまざまな野菜がとれて栄養面でもうれしい一品をつくることができます。普段の食卓で使いながら備蓄するローリングストックにもおすすめです。

<執筆者プロフィル>

中願寺あゆみ

料理家

雑誌・Webでのレシピ執筆、料理教室、ケータリングなど幅広く活動中。おつまみが得意。

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