老後「月15万円」の年金を受け取るために、年収はいくら必要? 受け取れる人の割合も解説

月15万円の厚生年金をもらう人の割合

月15万円の年金をもらう人は、実際にどの程度いるのでしょうか。厚生労働省年金局の発表によると、厚生年金受給者の年金受給額分布は図表2のとおりです。

 

図表2

厚生労働省 令和3年度厚生年金保険・国民年金事業の概況を基に筆者作成

 

月15万円以上の年金をもらう人の割合は、46.1%となっています。約2人に1人の厚生年金受給者が、月に15万円以上の年金をもらっている計算です。また、わずかですが、月30万円以上の年金をもらっている人もいました。

 

まとめ

月15万円以上の年金をもらうために必要な年収を解説しました。年金は、受給開始時期を遅らせるほど年間にもらえる金額が増える仕組みです。将来の年金受給額が少なく老後の生活に不安のある人は、年金受給開始時期を遅らせることも検討してみましょう。

 

出典

厚生労働省 令和3年度厚生年金保険・国民年金事業の概況

厚生労働省 公的年金シミュレーター

 

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

 

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