ビールを注ぐと微細な泡が生じる
「THE BEER TUMBLER BLACK STUDS」の形状は、燕商工会議所の塑性加工の技術が駆使され、表面にスタッズ(鋲)状の四角柱の凹凸がデザインされた。内面は職人の手磨きにより0.1μ以下の凹凸を生じさせることにより、ビールを注ぐと微細な泡が生じる。
さらに、中空二重構造になっており、少なくともビール1杯飲み干す間は、ビールの温度が下がらない保冷効果がある。内筒の板厚が薄いため熱伝導が良く、ビールを飲んでいるうちに内壁が乾くので2杯目にビールを注いだ時もいい泡が出る。
試行錯誤の末、完成
2022年にクラウドファンディングで「THE BEER TUMBLER BLACK STUDS」の試作に挑んだ際は、量産には至らなかったそう。
加工方法を変え、試行錯誤の末、酸化被膜の厚みを10倍に厚くした結果、「THE BEER TUMBLER BLACK STUDS」が完成した。
配信: STRAIGHT PRESS