華やかな見た目だけではない!別名「天然のインスリン」チコリの知られざる優れた効能とは
◆デトックス効果
チコリに含まれるイヌリンと呼ばれる水溶性食物繊維の働きで腸内の有害物質や老廃物を排出してくれるほか、「チコリ酸」というポリフェノールが含まれていて、腎臓、胆のう、脾臓、肝臓などの臓器の浄化をすることにより体内の余分な水分や老廃物の排出をしやすくなるため、デトックス効果が期待できます。むくみの予防や改善にもなり、代謝がアップすると言われています。
◆抗炎症作用
チコリには抗炎症作用があり、気管支炎や胃炎などの炎症性疾患の症状を和らげてくれると言われています。
◆ダイエット効果
チコリは血糖値の上昇を緩やかにする、腸内環境の改善、脂肪燃焼効果などが期待できると言われています。チコリに含まれる日本人に不足しがちな水溶性食物繊維イヌリンにより腸内環境が整い、食べたものが効率よくエネルギーに分解されるようになり、脂肪燃焼効果が期待できます。またイヌリンは、水溶性食物繊維としての整腸作用のほか、ブドウ糖の生成を抑制すると言われていて、血糖値の急上昇を防ぐこともダイエットに効果的と考えられています。
ハレの日も普段の食卓にも!チコリをもっと気軽に楽しもう!
チコリは、その葉の形状からお皿代わりにフードをのせるのにもピッタリです。そのまま手でつまみ食べることができ、パーティーやおもてなしの1品としても人気があります。
ほろ苦さがクセになるチコリの葉は、ポテトサラダや生ハム、スモークサーモン、カニサラダ、卵、チーズなどいろいろな食材と相性抜群で、盛り付けや組み合わせ次第で幅広いアレンジができます。持ち寄りパーティーなどでは葉とのせる具材を別々で持っていき、食べる直前に盛り付けることで簡単におしゃれな1品をその場で用意することもできます。
おもてなし用に用意し、余ってしまったチコリを普段の料理に使いたい場合は、味噌汁やスープに食べやすい大きさに切ったチコリを入れるのもおすすめです。大人にとってはチコリの独特な苦味はクセになるのですが、子どもにはその苦味が食べにくいこともあります。汁物に入れることにより、苦味が気にならなくなり小さなお子さんでも美味しく食べることができるでしょう。
秋冬はイベントも多く、友人やご家族、ご親戚など大切な方と集まる機会も多いはず。そのような機会に、美容・健康効果があるチコリの1品はいかがでしょうか?