麻婆茄子の素で簡単レシピ2選!油調理でナスニンをキープ

麻婆茄子の素で簡単レシピ2選!油調理でナスニンをキープ

なすはビタミンKやカリウム、葉酸、食物繊維を含み、紫紺色の皮にはポリフェノールの一種、ナスニンというアントシアニン色素が。皮をむかなくて良い料理にはぜひそのままで。強いアクも、実はクロロゲン酸などのポリフェノール。水にさらす時間は控えめに。またはアク抜きなしですぐに調理すれば、水溶性のナスニンもキープ。油を使って調理するとえぐみを緩和し、うま味が感じられるようになり、ナスニン摂取にも効率的。

なすクイズの答え

<Q1> 答え:A

日本には中国から伝わったと推定され、奈良時代の「正倉院文書」になすを献上した記述があることから、奈良時代には栽培されていたことが分かります。日本で最も古くから栽培されている野菜のひとつとされ、江戸時代には、将軍に献上するため冬場に加温してつくる促成栽培が確立されていました。

<Q2> 答え:B

なすはヘタの方から成長する野菜で、ガクの下が最も新しく成長した部分。日光に当たっていないため、色は白く、やわらかくて甘味があるのが特徴です。下処理ではヘタとガクの境目に包丁を入れ、ガクを取り除いてから、鉛筆を削るようにヘタを落として、実をなるべく残すようにしましょう。

<Q3> 答え:C

なすの紫色は、ポリフェノールのナスニンとクロロゲン酸によるもの。抗酸化作用があり、高血圧の予防やコレステロール値の低下などが期待できます。また、血圧の上昇を抑え、リラックス効果が期待できるコリンエステルが含まれることでも注目されています。

◇百菜元気新聞の2023年6月1日号の記事を転載しました。

関連記事:

配信元

たべぷろ
たべぷろ
「たべぷろ」は食のプロや食の知識を持った子育て中のママライターによる働くママに向けたメニュー提案サイトです。仕事から帰って今日の夕飯にもすぐに活用できる15分で完成するメニューを主体に、作り置きや時短の工夫もご紹介。各レシピには、栄養のことや好き嫌い克服方法・リメイクや節約といった働くママが知っておくと嬉しいノウハウが盛り込まれています。
「たべぷろ」は食のプロや食の知識を持った子育て中のママライターによる働くママに向けたメニュー提案サイトです。仕事から帰って今日の夕飯にもすぐに活用できる15分で完成するメニューを主体に、作り置きや時短の工夫もご紹介。各レシピには、栄養のことや好き嫌い克服方法・リメイクや節約といった働くママが知っておくと嬉しいノウハウが盛り込まれています。