子供が親の手から離れ、一人で遊ぶようになるとママ友とも疎遠になるのはよくある話です。ある日、知人A子の娘が泣いて帰ってきたそうです。見ると、娘の手から血が流れていました。転んで泣いているのかと思きや、そこにママ友が現れます。いったい何があったのでしょう。
公園で友達と遊ぶようになった娘
A子の娘マヤ(仮名)は小学生。手が離れて、友達と遊ぶことが増えてきました。
幼稚園の時はママ友との交流もありましたが、娘が小学生の友達と遊ぶようになり、徐々に減っていきました。
A子は人と深く関わるのが苦手だったので、ママ友と疎遠になってむしろ嬉しかったといいます。
そんなある日……。
泣いて帰ってきた娘の手から血が流れていた
公園で遊んでいた娘が、泣いて帰ってきました。
見ると転んで怪我をしたのか、右手から血が流れています。
「どうしたの?」
「転んじゃった?」
聞いても、娘はただ泣くだけ。
その日のことを、A子は今も鮮明に覚えているそうです。
「どうしたの? この傷は、転んでできたんじゃないね」
A子が傷の手当をしながら娘に聞くと、娘は黙ったままうなだれていたそうです。
何があったのだろうと心配していると
玄関のチャイムが鳴りました。
モニターには娘のお友達が映っていて、慌てて玄関に出ると
「マヤちゃん、大丈夫?」と言いました。
A子は何があったのか、お友達に聞きました。
その話を聞いたA子は、沸いてくる怒りに両手を握り締め、平常心を保とうとしたそうです。
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