バツイチで三姉妹の子持ちママのリコさんは、同じくバツイチの彼・ケチ男と3年付き合って籍を入れずに同棲し、彼とは家族同然に暮らしていました。付き合って7年経ったころ。リコさんはケチ男の浮気現場を取り押さえました。浮気したケチ男が家を出ても、現実を受け入れられないリコさん。彼からミホと子作りして新しい家庭を築くと言われ、諦めかけたリコさんでしたが、ケチ男がミホと同棲して数日後。「ごめん! 俺が間違ってたぁ!」ケチ男が泣きながら電話をしてきたのです……。
リコさんが戸惑いながら何があったのか聞くと、ケチ男は「俺……騙されてたんだ」と泣きながらミホの話を始めました。
ケチ男によると、ミホが「(ミホが経営する)民宿のローンを払って」と言ってきたり、誕生日プレゼントにハイブランドのバッグをねだったりしてくると言うのです。
ミホへの愚痴が止まらないケチ男に、リコさんは「知んねーよ! 自分が選んだんだろ!」と言って電話を切りました。
簡単には許せないものの、「これで彼が帰ってくる」と思ったリコさんでしたが……翌日には末期癌で病院に入院しているケチ男の実母にミホを紹介していたのです……。
元夫が新しい彼女を連れて母の見舞いに…!?
ミホの愚痴を散々リコさんへ語った元夫・ケチ男でしたが、その翌日にはミホを連れて実母のお見舞いに行っていました。
リコさんがこれを知ったのは、ケチ男の親戚の叔母さんと交流があり、事実婚を解消され、ケチ男が他の女へ行ったすべての経緯を話していたからでした。
その叔母さんに、ケチ男のお母さんから連絡が来たのです。
「昨日息子は知らない女の子と来たの。彼女だって人と……」
ケチ男のお母さんによると、ミホはケチ男と突然やってきて、嫁ヅラして担当医の話を聞いていたと言うのです。数日前にリコさんが子連れでお見舞いへ行っていることもあり、流石にケチ男はマッチングでゲットした新しい彼女だとは言えなかったそう。
そのため、ミホ自ら「彼女のミホです」と自己紹介。
それに対してケチ男のお母さんは……?
リコさんは、ケチ男のお母さんや妹のほか、叔母さんとも親戚付き合いしていました。籍を入れていないだけで、本当に周囲から認められた事実婚だとわかります。
一方のケチ男は、元妻のリコさんにミホの愚痴を言ったかと思えば、その翌日には闘病中のお母さんの病院へミホを連れて来ていました。リコさんと別れたことや新しい彼女を連れてくる旨を事前にお母さんへ知らせないところからも、無責任で自己中心的な性格だとわかります。
また、同棲を始めて間もないのに自分が彼女であると、闘病中のケチ男のお母さんに自己紹介できるミホも、常人のメンタルではありませんね……。
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著者:マンガ家・イラストレーター マチ
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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